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1: 2022/08/05(金) 11:45:38.71
産経新聞 8/4(木) 18:07

JR東海の金子慎(しん)社長は4日、大阪市内で会見し、乗車時期によって3段階に分かれている現在の東海道新幹線の指定席特急料金について、ピーク時の乗客数の分散を目的に、変動幅を広げる考えを明らかにした。より高い料金帯の設定を念頭に置いている。

東海道新幹線の指定席特急料金は「通常期」と「閑散期」、夏休みなどの「繁忙期」の3種類がある。その上で、さらに利用が増大する期間の設定を検討する。開始時期や料金設定などは今後公表する。現在、閑散期と繁忙期では400円の差があるが、その幅が広がることになる。

新型コロナウイルス禍で低迷する新幹線の乗客数は、今後回復が見込まれており、金子氏は「ゴールデンウイークや年末年始など、利用が集中する期間がある。利用客の分散ができれば席の確保や駅の案内などもやりやすくなる」と説明した。「最繁忙期」の設定は現在、JR東日本、西日本なども実施している。

金子氏はまた、国土交通省の有識者会議が先月末、1キロ当たりの1日の平均乗客数(輸送密度)が極端に低い一部のローカル線について、事業者などの要望があれば国が存廃をめぐる協議会を立ち上げるとの提言を発表したことに関連して、三重県内を走る名松(めいしょう)線の輸送密度が平時で1千人以下だと明らかにした。

協議会の設置は輸送密度が1千人未満であることなどが条件。ただ金子氏は、名松線をめぐり「現時点で協議会の設置を求める考えはない」と語った。(黒川信雄)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c49c77726c91fdf4aff128f02c4bd561320341ea
会見するJR東海の金子慎社長=4日、大阪市内(黒川信雄撮影)
https://i.imgur.com/mdtt7UC.jpg


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Source: 理系にゅーす