pet_microchip_dog
1: 2022/04/18(月) 18:02:10.15
読売新聞 4/18(月) 15:52

 6月の改正動物愛護管理法の施行に伴い、ペットの犬や猫の販売前にマイクロチップを埋め込み、所有者情報などを登録することが義務づけられる。飼い主の安易な飼育放棄を防いだり、迷子の犬猫を返還しやすくしたりし、殺処分を減らすのが狙いだ。(中川慎之介、浜田喜将)

 「マイクロチップを装着することで、飼い主に終生飼育する覚悟と責任感を持ってもらえる。ほとんどのお客様に納得してもらっている」。2006年から自主的に、販売するすべての犬猫にチップを装着しているペットショップ大手「ペッツファースト」(東京)の担当者はこう語る。

 チップは直径2ミリ、長さ1センチ程度の円筒形で、首の後ろ側などに注射器で注入する。15桁の個体識別番号が記録され、民間のデータベースに登録された飼い主の氏名や住所、電話番号などの情報とひもづけられる。路上などで保護された場合は、飼い主に連絡がいく仕組みだ。

 チップ装着を推進してきた日本獣医師会によると、装着には太めの針の注射器を使うが、痛みは普通の注射と同程度で、副作用の報告もほぼないという。

 6月1日に施行される改正動物愛護管理法では、同様のチップの装着が義務化される。対象は犬猫の繁殖や販売を行う業者で、国のデータベースに個体の名前や性別、品種、毛の色、業者名の登録が求められる。購入する飼い主にも氏名や住所、電話番号などの登録が義務づけられる。個人間で譲り受けた場合や、すでに犬猫を飼っている飼い主は、装着が努力義務となる。

 ペットフード協会(東京)によると、ペットの犬猫は1605万匹と推計され、昨年1年間で新たに飼われ始めたのは犬が40万匹、猫が49万匹だった。

期待と不安
 飼い主側の反応は様々だ。

 「チップを装着しておけばと後悔している」と話すのは、愛犬のシバ犬「拳志郎」が行方不明となった千葉県君津市の女性(61)だ。

 2年前、県内の親類宅を訪ねた際に鎖がほどけ、見失った。付近を捜し歩き、ネットで情報提供を呼びかけているが、手がかりはない。失踪前に獣医師からチップ装着を勧められたが、「この子は高齢だから大丈夫」と断っていた。女性は「他の飼い主には同じつらさを味わってほしくない。チップの装着を勧めたい」と話す。

※続きはリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/e668da6290180299056bdf2fa5d0841422d05272&preview=auto
ペットショップの施設で獣医師にマイクロチップを装着される子猫(1月、東京都大田区で)https://i.imgur.com/8mCMHLF.jpg
(写真:読売新聞)
https://i.imgur.com/c9sWZeL.jpg


続きを読む
Source: 理系にゅーす