binbou_family (1)
1: 2021/10/28(木) 14:04:40.77
現役東大生の布施川天馬さんは、家庭の事情から1日8時間のアルバイトを週3日続けながら東京大学に合格した。
布施川さんは「“親ガチャ”という言葉がはやっているが、自分の人生は生まれた家庭だけでは決まらない。
その言葉に甘えて可能性をつぶすのはもったいない」という??。

(中略)
■世帯年収300万円台の家庭から東大を目指した理由
かく言う僕もその1人。僕の通っていた高校は東大合格実績がほとんどなく、僕が創立史上3人目の東大進学者でした。
もちろん同期や先輩に頼れることもなく、孤独な闘いを余儀なくされました。

さらに言えば、足立区にあった僕の実家は、有り体に言って貧乏でした。
後から聞いた話では、世帯年収は300万円台ということで、東大生の親の平均年収の半分にも満たない数字しかありません。

高校時代の学費も、特待生待遇でタダにしてもらっていたためなんとかなりましたが、
万が一特待生から落ちたら即刻退学、転校だと常々言われながらの学校生活でした。

(中略)

■「自分には可能性がある」と愚直に信じ続けるしかない
最近では「親ガチャ」という言葉がはやっているようですが、この言葉に甘えて自分の可能性をつぶすのはもったいないことだと思います。
もちろん、中にはこの甘い言葉にもたれかかって生きるしかないほど傷を負ってしまった人もいるでしょう。

ですが僕は、もしも「自分がまだ頑張れる」と思える余地があるなら、苦しくても自分の足で前に進むべきだと思います。

僕が、「うちには受験費用のお金すらないかもしれない」と焦っている時、当たり前ですが、僕の家族へ手を差し伸べてくれる人は一人もいませんでした。

結局、緊急事態に頼ることができるのは、自分しかいないのだと思います。状況を変えたいなら、誰かが手を差し伸べてくるのを待たずに、自分が動くしかないのです。

才能や可能性があるかどうかなんて、わかることではありません。それに、ないと判明したからどうだという話でもありません。

だからこそ、あるかどうかも分からない自分自身の可能性を愚直に信じ続けることしか道はないのではないでしょうか。
https://president.jp/articles/-/51150?page=5


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Source: 理系にゅーす