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1: 2021/12/02(木) 09:55:19.63
 海外で受けている「日本のモノ」の一つに筆記具がある。業界の主力となっているボールペンの輸出数量は2020年、8億6963万7千本(財務省貿易統計)だった。これは販売(出荷)数量の約6割にあたる。筆記具は輸出産業の側面が大きい。

 「筆記具についていうと、欧米ではたいして新しいものをつくりません。当然のようにいろいろと工夫して新製品を出しているのは、日本ぐらいなんです」と、日本筆記具工業会の吉田栄専務理事(64)。

 品質や性能を追求し続ける日本のメーカーは世界をリードしている。日常がアルファベットだけの欧米と異なり、日本は漢字に、かな、アルファベットも書く。この多様さが筆記具にこだわる理由ではないか、というのが一つの見方だ。

 大ヒットの消せるボールペン「フリクション」(パイロットコーポレーション)は06年、フランスを中心に欧州で先行販売され、たちまち評判になった。

 欧州では子どものころから万…(以下有料版で,残り495文字)

朝日新聞 2021年12月2日 9時00分
https://www.asahi.com/articles/ASPD155WTPCQUTIL043.html?ref=tw_asahi


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Source: 理系にゅーす