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1: 2020/09/23(水) 23:12:20.40

ESG 世界の最新動向
イオン、食品を長持ちさせる包装導入
食品ロスと気候変動を同時解決へ

相馬 隆宏/日経ESG
2020年9月23日

 イオングループのダイエーの精肉売り場では、最近、見慣れない包装の商品が存在感を放っている。肉の塊に沿うようにプラスチックフィルムがピタリと張り付いたその姿に目を留める買い物客が少なくない。

「真空スキンパック」包装の商品が並ぶダイエーの精肉売り場。(写真:ダイエー)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00159/090200008/p1.jpg
チラシには大きな文字で「鮮度長持ち」と記載し、消費期限の長さをアピールする(写真:ダイエー)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00159/090200008/p2.jpg

 ダイエーは昨年11月、「真空スキンパック」と呼ぶ新しい包装を導入した。食べられることなく廃棄される食品ロスを減らすのが狙いだ。今年5月から対象を4品目から13品目に増やし、今後はグループの食品スーパーなどへの導入を検討する。

 真空スキンパックに切り替えることによって、牛肉の場合は従来の包装に比べて消費期限を約10日間延ばせる。先行導入した店舗で検証した結果、食品ロスの比率を4.3%から1.9%に減らせる効果があった。廃棄にかかるコストが減っただけでなく、売り切るために値下げすることも減っている。

 ダイエー関東事業本部畜産部の黒田朗部長は、「包装資材の変更によってコストが増えた分は、廃棄コストや売価変更(値下げ)の削減で十分カバーできる」と言う。

 包装の変更は、CO2の排出削減にも寄与する。牛肉の場合、牛のげっぷに含まれるメタンガスがCO2より温暖化への影響が大きいこともあり、食品の中でCO2排出量が突出して多い。牛肉の廃棄を1kg減らせばCO2の排出を60kg減らせるという。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00159/090200008/

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Source: 理系にゅーす