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1: 2021/11/03(水) 23:01:50.48
採取されたDNAを元に鳥取県が復元した「青谷弥生人」の男性胸像=県提供
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スーツ姿の「青谷弥生人」=鳥取県提供
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 青谷弥生人を探しています――。鳥取県は、国史跡・青谷上寺地(かみじち)遺跡(鳥取市青谷町)で見つかった約1800年前の男性の頭蓋骨と、骨から採取したDNAの分析を基に復元した弥生人の「そっくりさん」の募集を始めた。

 県によると、弥生人男性のDNAをゲノム(全遺伝情報)解析した結果、父系は日本古来の縄文人、母系は渡来系で、頭髪は黒々とした太い毛だったことが判明。国立科学博物館の監修で、頭蓋骨の形状に合わせて顔を復元、「青谷弥生人」として胸像を制作した。

 遺伝子情報を基にした弥生人の復顔は全国初といい、10月30日に発表すると、SNSなどで「Jリーガーみたい」「現代にもいそうな感じ」と話題に。県はこれを機会に同遺跡を広くアピールしようと、そっくりさん募集を企画した。

 性別、年齢を問わず、青谷弥生人に似ていると自認する人なら、誰でも応募できるが、他薦は受け付けない。県は、同遺跡と、国内最大級の弥生時代集落・妻木晩田(むきばんだ)遺跡(米子市、大山町)が県内にあることから、「とっとり弥生の王国」をうたっており、来年1月に入賞者10人を発表し、初代国民に登録。5月頃に10人を「青谷弥生人大集合」ツアーに招待し、そっくりさんグランプリを決めるといい、平井知事は「青谷であおーや!」と参加を呼びかけている。

11/3(水) 11:11配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/690164f1e18051c1023f13dfa345ed1a3d1d4d38

 鳥取市青谷町(あおやちょう)の「青谷上寺地(かみじち)遺跡」で見つかった人骨と、骨から採取したDNAの分析から、弥生人の顔を復元した胸像を鳥取県が作成した=写真=。国立科学博物館の監修のもと復元したもので、遺伝子情報を基にした弥生人の復顔は全国で初めてという。

 青谷上寺地遺跡では2000年、弥生時代後期(約1800年前)の男性の頭蓋骨と脳が、ほぼ完全な状態で発見された。復元には頭蓋骨と、そこから採取できたDNAを用い、個体の約4割のゲノム(全遺伝情報)解析に成功した。

 その結果、父系は日本古来の縄文人、母系は渡来系で、頭髪は黒々とした太い毛だったことが判明。頭蓋骨の形状に合わせて表情を作る筋肉を粘土で型どりし、髪の毛は人工毛で製作した。

 日本人のルーツは、古くから列島にいた縄文人と大陸から渡来した弥生人の混血というのが定説とされる。復元された顔は、深い彫りの縄文人と、鼻が低く面長な弥生人の双方の特徴を持ち、監修した国立科学博物館の坂上和弘・人類史研究グループ長は「DNA分析を利用したことで、より忠実に復元できた。日本人の歴史の変遷を示す顔立ちといえる」と話している。

10/31(日) 12:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2eddccaf761f56cb23a5a858e28de00ab7a6cbcc
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20211102-00000007-tsk-000-1-thumb.jpg


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Source: 理系にゅーす