同州魚類野生生物研究所の専門家はCNNの取材に、「双頭のカメなら目にしたことがあるが、頭の2つあるヘビを自分の目で見たのは初めて」と語った。
双頭のヘビは専門的には1匹のヘビとみなされる。自然界で生き延びることができた可能性は低い。
同研究所はフェイスブックで、生存が難しい理由を「2つの脳がそれぞれ異なる判断を下すことで、餌を食べたり捕食者から逃げたりする能力が阻害されるため」と説明している。
このヘビはサザンブラックレーサーという種で、フロリダ州の都市部と農村部で見つかることが多いが、米東部各地にも生息する。毒はないものの、かまれると「針のように鋭い」歯で出血するとされる。
今回のヘビが2つの頭を持つ理由について、同研究所は2つの胚が分離しなかったためと説明。「珍しい現象であるが、一卵性の双子が分離できず、1つの体に2つの頭がくっついた状態になることで起きる」としている。
双頭の個体はヘビ以外にもブタやヤギ、サメなどの動物で見つかる。
今回のヘビは自然界では生きていけないため、同研究所が保護して健康状態を観察している。
ヘビは生まれてから1カ月ちょっとで、定期的に食事を取ることができている。体調が改善した段階で博物館に預けるか、見学プログラム用に提供する計画だ。
ソース CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35161477.html
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https://www.cnn.co.jp/storage/2020/10/26/09bbc0577fe76de330d75c7aeb982f8e/t/768/432/d/03-two-headed-snake-florida.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2020/10/26/ddaca49b63ab698edf6d4f264379c211/01-two-headed-snake-florida.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2020/10/26/bf52fd3f49d4cfc37e51e526b070c8e3/02-two-headed-snake-florida.jpg
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Source: 理系にゅーす