denjiha
1: 2021/06/26(土) 07:35:18.70
2021.6.26 Author: キャリコネニュース編集部

親が”疑似科学”にハマってしまった。しかも、なにやら怪しい商品を買おうとしていて家族にも勧めてくる。一体どうすればいいのか──。

キャリコネニュースに寄せられた20代女性読者の相談に、心理カウンセラーの浮世満理子氏が答える。

「今までにもスピリチュアルや疑似科学などにハマっていて、毎回勧めてきます」

「実家の母(60代)が『電磁波を遮断する機械を購入する』ということがきっかけで喧嘩になってしまいました。母は最近仕事がデスクワークに代わり、毎日PC操作をするようになりました。その頃から体調が悪くなってしまったんです」

やがて母親は電磁波が原因だと思いこんでしまったという。さらに知り合いから電磁波を遮断する機械を紹介され、通常5万円のところ2万円以下で買えるというパンフレットまでもらってきた。

「母親から『あなたも体調不良だといっているから、買ってあげようか?』と言われました。私は電磁波で病気になるというのは疑似科学だと思っています。『なんでそんなの信じるの?』と言ったことがきっかけで電話口で大喧嘩になりました」

「今回の喧嘩は、母の趣味を否定してしまった自分にも非があると思っています。母はいい大人ですし、好きなことにお金を使えばいいと思っています。でも、今までにもスピリチュアルや疑似科学などにハマっていて、毎回勧めてきます」

「私を思ってのことだとは思いますが、いつも『自分は不要だ』と拒否していました。それでも毎回勧めてくるので困ります。今後、母とどうすれば良好な関係を築けるのでしょうか」

疑似科学にハマり続けるのは”寂しい”から?

今回の相談のポイントは、「疑似科学を信じる原因」と「バックファイア効果」になります。何を”疑似科学”と呼ぶかは様々な定義がありますが、そういったものは宣伝やPRがつきもの。お母様には元々”健康不安”があって、解消するために疑似科学を信じているのではないでしょうか。

最近だと「コロナは無い」「ワクチンはDNAの組み換えをしてしまう」という考えを支持する人もいますが、信じている人たちに間違っていると否定すると、より自分の信念を深めてしまう「バックファイア効果」が働きます。お母様もそのせいで、より意固地になっているのだと考えられます。

電磁波遮断器はちょっと胡散臭いと感じるご家族も、もっともです。でも信じるものは人それぞれ違いますからね。相談者さんからすれば、毎回疑似科学などを勧めて来られて不快かもしれませんが、それはやっぱり娘を心配しているからです。

なのに相手から拒否をされ、距離を取られる。孤立してしまうと”誰でもいいからコミュニケーションしたい”となり、声をかけてきてくれる疑似科学やカルトなどにハマってしまいがちなんです。お母様が疑似科学などにハマり続けるのも、寂しい気持ちがあるからではないでしょうか。

円滑な親子関係のために家族が”健康アドバイザー”になってみて
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://news.careerconnection.jp/lifestyle/120551/


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Source: 理系にゅーす