uwasa_warui
1: 2021/04/26(月) 16:10:52.93
 「真冬のさなか、私はついに自分の中に揺るぎない夏があることを悟った。」とはフランスの小説家、アルベール・カミュの言葉である。

 わたしたちは、激動の時代を生きている。明日の保証はないに等しく、疑いや不安ばかりがつのる。しかし、ありがたいことに、ピンチの中にはチャンスがたくさんあるということでもある。行く手に立ちはだかる試練に立ち向かい、チャンスを手にするつもりなら、強い心を持たなくてはならない。

 強い精神をもつということは、おかれた環境に関係なく、くじけそうになる自分の感情をコントロールし、自分の考えとうまく折り合いをつけて、いかに前向きな行動をとるかをよく理解しているということだ。

 一歩一歩前に進めば強くなれるし、想像以上に気持ちが晴れるだろう。そして、もがき苦心することは、道半ばで見つかるものではなく、道そのものだということについに気づくだろう。それこそが、あなたの人生にとって重要なのだ。

 進んでこの抵抗の道を歩むことが、強靭な精神のすべてだ。理性ある人間として、わたしたちが抱えている問題の90%は、体にこびりついてしまった弱い精神力の副産物だ。

 つまり、必要なものとそうでないもの、可能性のあるものとないものについて、他人から繰り返し”嘘”を聞かされてきて、無意識のうちにすべての言葉を信じてしまっているのだ。

 さらに悪いことに、わたしたちはそうした嘘を自分自身にもつき、日々その嘘とともに生きている。自分自身の強い精神力のために以下に上げる12の嘘を忘れ去ろう。

1. わたしたちは誰でも、物事はこうなるはずという思い込みがある。だが、残念なことに、そのほとんどに自らが、がんじがらめになってしまっている。早くそれに気づいて、期待はほどほどに、もっと学ぶこと。前に踏み出し人生の試練に向かい、自分を試し、成長すること。
 完全に理解できなくてもいい。これ以上良くなるか、悪くなるか思いあぐねても、結局、考え方次第なのだ。
 精神が強い人たちは、前途の障害物は必要な足掛かりと考え、むしろ楽しんでしまう。前進し続け、成長を止めなければ、いつの日か、“人生は計画どおりにはいかなかったけれど、それでオーケー”というような言葉で、自分の人生を表現することができるようになるだろう。

2.  幸せになりたいと願うばかりに、消極的な感情を無理に否定しようとする。だが、精神が強い人たちは、ネガティブな感情を否定しない。
 むしろ、ポジティブとネガティブな感情両方を受け入れ、共存させてしまう。これが、彼らのエネルギー構成のもととなっている。
 四六時中、幸せでいることなど意味がないという心づもりで、酸いも甘いも受け入れるべきだ。失望も、挫折も、悲しみも、失敗も、あなたの人生の一部で、これらはすべて、あなた自身である源だ。幸せや、勝利や、充実感は、もちろん良いことではあるが、あなたを十分に成長させてはくれない。

6. ルールを打ち破れ。法は犯していけないが、ルールなど破っていい。他人の評価基準に沿う必要などない。自分が不幸だと思う心理的根拠は、他人の意見に基づいて、自分を評価してしまうからだ。
 しかし、あなたの人生について考えるのは、他人ではなくあなた自身。どんな人生を送りたいか、決めるのはあなただけなのだ。他人の目標や期待など、長い目で見れば問題ではない。

10. いつも仮面をかぶってまわりと接触していると、仮面の下には何もなくなってしまう。他人によるあなたの心象や期待をあまりに気にしすぎると、しまいには本当の自分を見失ってしまうからだ。
 他人の評価など恐れないこと。心の奥底では、自分は何者か、なにが自分にとって真実なのか、わかっているはずだ。
 人を印象づけるのに、完璧である必要はない。自分の欠点をうまいこと活用して、感心させてやればいいのだ。

 互いに ”素” の状態の見せ合っても尊敬できるのが、本当の愛というもの。単なる了解や計算高い思惑を超えて、真に相手を受け入れるということなのだ。ときには、意見の食い違いを受け入れることだ。

 https://karapaia.com/archives/52167582.html


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Source: 理系にゅーす