hourglass-gf1853a134_640
1: 2023/01/30(月) 08:47:42.73
 精密機器大手の島津製作所の子会社によるエックス線撮影装置にタイマーを仕掛けて故障を装う不正行為が、熊本県内で明るみに出てから5カ月がたった。
島津製作所は外部有識者による調査を進めているが、途中経過や終了のめどは明らかにしていない。
長引く調査に、不正の〝被害〟を受けた自治体からは不信の声が漏れる。

 熊本市南区の国道3号沿い。不正行為が発覚した子会社の島津メディカルシステムズ(大阪市)熊本営業所へ取材に訪れると、所長の男性が「何も分からず、お答えできることはない」と話すのみだった。

 島津製作所は昨年8月25日、一部報道を受けて子会社に「不適切な行為があったという疑義が生じている」と認め、9月30日に県内5カ所の医療機関で不正が判明したと発表した。

 発表によると、熊本営業所の技術者が2016~18年、装置の保守点検の際に市販のタイマーを取り付けてエックス線が出なくなる故障を装い、有償で部品を交換していた。
 5医療機関のうち自治体の公立病院は、09年に導入した装置の保守点検を済ませた半年後の17年11月に不具合が発生し、部品を交換した。
病院は「部品の耐用年数は8~10年と聞いていた。既に8年たっていたので、当時は特に疑問を持たなかった」と振り返る。

 病院は部品交換に約228万円を支払ったが、故障していなかった可能性がある。
病院を開設する自治体は「島津側が補償を含めた対応を発表しており、調査結果を待って対応を検討する」と話すが、調査が終わらず、棚上げ状態が続く。自治体の首長は「調査に時間がかかりすぎている。
スピードアップした上で、詳しい説明を求めたい」と不満を募らせる。

※全文はソース元で
https://kumanichi.com/articles/930609
熊本日日新聞 | 2023年1月30日 08:30


続きを読む
Source: 理系にゅーす