4_chuubu6_fukui
1: 2020/09/13(日) 16:02:12.46 _USER

大半の日本人が知らない……「福井県の水月湖」が世界の研究に決定的な影響を及ぼした理由

 地学の仕事に「過去の時間を正確に測る」という大事な作業がある。
 日常生活で時間を計るのは時計であり、年月日や時分という単位が用いられる。
 そして地球が刻んだ時間を決めるのは地質学の仕事だ。
 それも地球科学者は10年や100年ではなく何千年あるいは何万年という時間を可能な限り正確に測定したい。

 よく知られているように、樹木に見られる「年輪」では縞(しま)の1本が1年に相当し、年輪を数えれば木の年齢が分かる。
 夏は年輪の幅が広く冬は狭いので、その年の気候を知ることも可能だ。
 また年輪の枚数を数えることで、樹木の経てきた過去まで時を追いかけることもできる。

 化石や遺物の年代を調べるには、それらに含まれる放射性炭素(14C)を測定する方法があるが、大きな誤差が伴う。
 そこで、年代を正確にさかのぼれる年輪の14Cと照らし合わせることで、化石や遺物の年代の特定につなげる方法が考案された。

 ヨーロッパでは年輪を用いて、約1万4700年前まで1年ごとの「標準時計」が作られた。
 しかし、それ以前は氷河期によって年代を測れる樹木がないため、こうした時計は存在しなかった。

 この標準時計を一気に伸ばしたのが、福井県の三方五湖の一つ、水月湖(すいげつこ)である。
 環境考古学者の安田喜憲氏が率いる研究者たちが1990年代以降、水月湖を基盤まで掘削し、地層を精密に解読して過去5万年にわたる1年ごとの世界標準を確立した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

サンデー毎日×週刊エコノミストOnline 9/8(火) 10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a354a613adc25faf41ccbf117e07ddacdcf3fded

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Source: 理系にゅーす