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1: 2021/09/24(金) 19:53:55.35
習志野市では初めて出土した縄文人の全身骨格で、推定40歳程度の「A人骨」(習志野市教委提供)
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一緒に見つかった「B人骨」(上)と、A人骨の下顎部分(習志野市教委提供)
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 習志野市教育委員会は、同市内では初となる縄文人の全身骨格が出土し、国立科学博物館にも鑑定を依頼した結果、40歳程度と15歳前後の男性2人の骨とみられると発表した。10月25日~11月24日に市役所1階で、写真パネルによる解説展示を行う予定。

 市教委によると、2体が見つかったのは縄文時代などの遺跡「屋敷貝塚」がある同市屋敷5丁目の民有地。個人宅の建築に伴って市教委が行った埋蔵文化財調査で2019年2月に一部が出土し、発掘した。昨年5月から同博物館に復元と鑑定を依頼していた。

 2体のうち、40歳程度の「A人骨」は全身分がそろい、推定身長155・5センチ。15歳前後の「B人骨」は同154センチで、体の左側と右脚部が残っていた。2体とも寝かせて埋葬されたような形跡があるという。

 貝殻や動物の骨に覆われていたほか、身に着けていた物か埋葬品とみられる翡翠(ひすい)石のような物も一緒に見つかっており、調査を進める方針。周囲で出土した土器の型式などから、縄文時代後期(今から約4千年前)頃の縄文人とみられる。親子かどうかなどはまだ分からない。

 市教委は「当時の独特の儀礼に基づいたとみられる埋葬文化がうかがえるのでは」としている。骨格の実物はもろいため、当面、同博物館の茨城県つくば市内の施設で保管される。

千葉日報 9/24(金) 19:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210924-00010007-chibatopi-l12


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Source: 理系にゅーす