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1: 2024/05/04(土) 10:09:07.82
「単純作業ばかりの仕事では認知機能が低下しやすい」という研究結果が示される – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240504-brain-use-work-protected-cognitive-impairment/

2024年05月04日 09時00分

日常的に高い精神的負担や認知的作業が要求される仕事に就いている人の中には、「単純作業の仕事がうらやましい」と感じている人もいるかもしれません。ところが、ノルウェーで行われた新たな研究では、より認知的に複雑な仕事をしている人ほど、加齢に伴う軽度認知障害や認知症のリスクが低いことがわかりました。

Trajectories of Occupational Cognitive Demands and Risk of Mild Cognitive Impairment and Dementia in Later Life | Neurology
https://www.neurology.org/doi/10.1212/WNL.0000000000209353

Routine jobs raise the risk of cognitive decline by 66% and dementia by 37%, study says | CNN
https://edition.cnn.com/2024/04/17/health/brain-job-dementia-wellness/index.html

Mentally stimulating work plays key role in staving off dementia, study finds | Science | The Guardian
https://www.theguardian.com/science/2024/apr/17/mentally-stimulating-work-plays-key-role-in-staving-off-dementia-study-finds

オスロ大学病院の研究者であるトリーネ・エドウィン博士らの研究チームは、7000人以上のノルウェー人を30~60代まで追跡し、70歳を超えてから標準的な記憶力と思考力のテストを実施した縦断研究のデータを分析しました。

被験者が就いた仕事は305種類に及び、当然ながら30代から60代の間に転職をする人もいましたが、ほとんどの人は転職しても認知的要求度合いが同程度の仕事に就いたとのこと。つまり、最初から認知的な刺激が少ない仕事に就いた被験者は、途中で転職しても同じような仕事に就く傾向があったというわけです。

研究チームは日常なルーチンタスクや精神的な刺激があるタスクの量、仕事で関わる分析的および対人的タスクの程度に基づいて、さまざまな認知的複雑さで仕事を分類しました。そして、70歳以降に行った認知テストの結果で、被験者を「認知障害なし」「軽度の認知障害」「認知症」のいずれかに分類しました。

データを分析したところ、認知的な要求が最も低い仕事に就いた被験者は、最も認知的な要求が高い仕事に就いた被験者と比較して、「軽度の認知障害」になるリスクが66%、「認知症」になるリスクが31%高いことが判明しました。

今回の調査で最も認知的な要求が高いとランク付けされた仕事の中には、(略)

※全文はソースで。


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Source: 理系にゅーす