1: 2018/09/24(月) 11:53:41.43 ID:CAP_USER
9月21日に、「はやぶさ2」探査機から小型ローバ MINERVA-Ⅱ1(ミネルバ・ツー・ワン)を分離しました(分離時刻は日本時間で13:06)。MINERVA-Ⅱ1はRover-1AとRover-1Bの2機からなっていますが、2機とも小惑星リュウグウ表面に着地したことを確認しました。各ローバとも状態は正常で、撮影した写真や各種のデータを送ってきています。その写真等の解析で、ローバはリュウグウ表面を移動していることも確認できました。

MINERVA-Ⅱ1は、小惑星表面に降りた世界初のローバ(移動探査ロボット)です。また、小惑星表面で自律的に移動したこと、写真撮影をしたことも世界初です。つまり、MINERVA-Ⅱ1は、「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物」となりました。しかも、2機同時に動作させるという快挙ともなりました。

以下に、MINERVA-Ⅱ1から送られてきた写真を示します。

■図1 2018年9月21日、13:08(日本時間)頃にRover-1Aが撮影。カラー画像。探査機から分離直後に、「はやぶさ2」探査機(上)とリュウグウ表面(下)を撮影した。ローバが回転している状態で撮影しているので画像がぶれている。
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180922/img/Fig1.jpg

■図2 2018年9月21日、13:07(日本時間)頃にRover-1Bが撮影。カラー画像。探査機から分離直後に撮影されたもの。右下にリュウグウ表面が映っている。左上の薄くモヤがかかっている部分は撮影時の太陽光の写り込みによるものである。
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180922/img/Fig2.jpg

■2018年9月22日、11:44(日本時間)頃にRover-1Aが撮影。カラー画像。リュウグウ表面において移動中(ホップ中)に撮影されたもの。左側半分がリュウグウの表面。右側の白い部分は太陽光によるもの。
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180922/img/Fig3.jpg

MINERVA-Ⅱ1のカメラはカラーで撮影することができます。図1では、ローバが回転しているために画像がぶれていますが、「はやぶさ2」本体と太陽電池のパドルがはっきりと分かります。パドルは青っぽく撮影されています。図3では、表面をホップしている最中に撮影されたもので、ダイナミックな動きが感じられます。

続きはソースで

はやぶさ2プロジェクト
2018.09.22

JAXA はやぶさ2プロジェクト
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180922/

images

引用元: ・【はやぶさ2】〈画像/続報〉探査ロボミネルバⅡ1、写真撮影・リュウグウ着地・ホップによる移動に成功![09/22]


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Source: 理系にゅーす