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1: 2021/12/29(水) 16:31:03.67
※ヨミドクター(読売新聞)

「1本1000円!」でも結果に満足できない…男性型薄毛に目立つ高額自費診療に専門医が警鐘
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20211220-OYTET50027/

2021年12月29日

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男性の4人に1人は薄毛や脱毛に悩んでいると言われ、インターネットにはAGA(男性型脱毛症)治療をうたうクリニックのPRも目に付きます。薬物治療や毛髪の移植治療などが行われていますが、いずれも自費診療で高額な費用がかかります。ベテランの植毛専門医、今川賢一郎さんのクリニックには、他のクリニックで満足いく結果が得られなかった患者の受診が増えているそうです。「きちんと説明していないし、技術的にも問題がある実態を伝えたい」と、思い余って「ウソがいっぱい!だまされないヘア治療」(現代書林)という本を出版しました。薄毛治療の現場で何が起こっているのか、今川さんに聞きました。(聞き手・渡辺勝敏)

(略)

ミノキシジルの内服薬など高額処方の例も
――AGA治療を行うクリニックの中には、薬の処方に問題がある例があると、本の中で指摘していますね。

 思春期以降にややM字のような形に生え際が変化していきますが、ほとんどは成人型のヘアラインへの自然な移行です。こうしたクリニックで16歳の高校生にもミノキシジルの内服薬が処方されていて、その結果、「頭痛がするのでどうしたらいい」と相談を受けたことがあります。本来は不必要な処方です。それに価格設定の問題があります。ミノキシジルの内服薬は月2000~3000円程度で提供することができる価格帯の薬ですが、極端な例では2万~4万円の設定をしているクリニックもあります。また、1年間で100万円を前払いさせる話も聞いています。薬は効果や副作用を確認しながら使うものですから、その意味でも問題です。

(略)

生え際が不自然、十分に効果が表れない例も
――先生のクリニックには、最初の治療に不満があって再治療に来る患者が増えているということですが、どんな問題があるのですか。

生え際が不自然だとか、あまり増えた感じがしないといったことです。例えば、自然な生え際を作るには、手前に1本毛の株を並べ、次に2本毛、3本毛と植えていきます。いきなり3、4本毛の株を手前に植えてしまうと不自然になってしまいます。また、移植する株の数が少なく、あまり増えた感じがしないというケースもよくあります。どうすれば、自然に見えるようにデザインできるか、それに必要な株数はどれぐらいか、というのはやはり経験に基づく判断が必要です。

――経験不足の先生たちも治療をやっているということでしょうか。

 日本の自家移植は高額で、500~1000円を超えるような価格を設定しているようです。もうかる医療と考えて入ってくる医師がいるのかもしれません。私は海外で学んで30年以上自家移植に取り組んできたので、高い専門性の必要な治療だと考えています。しかし、外科治療と言っても頭皮をさわるだけなので、安易に始める先生もいるようです。患者さんの予算を聞いて移植する株の数を決めることもあるようですが、やはり必要な数を植毛しないと満足いく結果にはなりません。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。


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Source: 理系にゅーす