1: 2018/07/19(木) 07:37:39.18 ID:CAP_USER
米食品医薬品局(FDA)は、天然痘治療に効果がある初の医薬品として、TPOXX(一般名:テコビリマット)を承認した。天然痘は1980年代に根絶されているが、生物兵器として使用される可能性が懸念されてきた。
もはや存在しない伝染病のための治療薬は、バイオテロから国民を守るためのものだとFDAは説明している。

◆保管されたウイルスが生物兵器に? 米政府の懸念

 天然痘は、天然痘ウイルスが引き起こす、非常に感染力の強い疾患だ。人から人に飛沫感染し、感染後10~14日で発熱、倦怠感、頭痛などの症状が現れ、小さなピンク色の発疹ができる。
それが膿を持って腫れ、潰れてかさぶたとなり、最後は小さなくぼみの傷痕となる。
致死率は30%とも言われ、20世紀だけで5億人が死亡している。

 世界的なワクチン接種と撲滅キャンペーンのおかげで、1980年代に天然痘根絶宣言が出された。
世界では1977年以来感染は報告されておらず、アメリカでは1949年を最後に発生していない。

 根絶されたとはいえ、天然痘のウイルスはアメリカとロシアで保管されているため、これがテロリストの手に渡ることへの懸念は以前からあったと、感染症の専門家、アメッシュ・アドジャラ氏は指摘する(テレグラフ紙)。急速に広がり、強力な感染力を持ち、不安やパニックを煽り立てる可能性があることから、天然痘は米政府により、カテゴリーAの生物テロ病原体として分類されている。

◆人の多い都市では被害深刻 治療薬が感染拡大のカギ
 テレグラフ紙が紹介するニュー・サウス・ウェールズ大学の研究によれば、空港など人の多い場所に天然痘ウイルスが放たれた場合、流行のピークは最初の発症から70日後となり、ニューヨークでは4200人が感染し1200人が死亡すると予測されている。

続きはソースで

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/newsphere.jp/wp-content/uploads/2018/07/18201324/Smallpox_virus.jpg

https://newsphere.jp/politics/20180718-3/

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引用元: ・【医学】「バイオテロから国民を守る」 初の天然痘治療薬、米当局が認可[07/18]


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Source: 理系にゅーす