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壁より断熱性が高い樹脂サッシ。パナソニックの真空断熱ガラス採用
太田 亮三2021年4月14日 19:00

パナソニックは、真空断熱ガラス「Glavenir」(グラベニール)が、エクセルシャノンが発売する高断熱の樹脂サッシ「シャノンウインドSPG」に採用されたと発表した。同サッシは両社の共同開発で、エクセルシャノンが6月から新築向けに販売する。形状などは7種類を用意、カラーはホワイト。価格は縦すべり出し窓スマートシリーズ(640×1,170mm)で285,120円。
パナソニックの真空断熱ガラスであるグラベニールは、2枚のガラスの間に0.1mm程度の真空層を設けて断熱性を高めたガラス。合計で厚さが6mmのガラスで、一般的なトリプルガラスと同等の性能を持つ、国内最高性能の断熱性を誇る。かつて生産していたプラズマディスプレイパネルの技術を応用したもので、国内に出荷されるものはパナソニックの工場で生産される。サッシ向けガラス市場には新規参入の形だが、技術的に近いプラズマディスプレイパネルは数千万枚を生産しており、豊富な生産実績があるとする。


窓全体の断熱性能として用いられる熱貫流率(U値、Uw)は、新設のJIS等級「H-8」(1.1W/m2・K)を大幅に上回る0.52W/m2・K(縦すべり出し窓)で、国内最高クラスの断熱性能を実現した。これは、最新基準の省エネ住宅に使用される断熱材入りの壁(0.53W/m2・K)よりも高性能な水準。
この結果、例えば外気温がマイナス10度の環境でも、「シャノンウインドSPG」の屋内側のガラスの表面温度は室内温度とほぼ同じになり、窓のガラスやフレームが屋内の空気を冷却してしまう効果を大幅に低減できる。
遮音性能も高く、平均音圧レベル差は35.1dBになる。これは住宅性能表示・遮音性能の最高等級である等級3(平均音圧レベル差25dB)と比較して、10.1dBの差があり、遮音性能としては約3倍も高性能としている。

(略)

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1318670.html


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Source: 理系にゅーす