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1: 2021/07/15(木) 18:32:19.23
シャープは15日、独自技術で発生させる「プラズマクラスターイオン(PCI)」の実証実験で、物に付着した唾液の中にある新型コロナウイルスの感染力を抑制する効果があることを確認したと発表した。

 実験は密閉容器内で行っており、PCIを発生する空気清浄機などを生活空間で使用した際の効果は確認していない。

実験は島根大や京都工芸繊維大の研究者の監修を受け実施。人の唾液に含まれた新型コロナウイルスがせきなどで飛沫(ひまつ)となった後、落下して物に付着すると長く感染力を保つことに着目し、飛沫が落下しやすい高い湿度の環境下で行った。

シャープによると、実験ではウイルスを入れた唾液の検体を密閉容器内に置き、湿度60%を保ちながらPCI発生装置を約2時間作動。感染力を持つウイルスの数が、PCIを発生させない場合に比べて99・7%減少し、変異株(アルファ株)でも99・4%減少したという。

シャープはこれまでに飛沫ウイルスの抑制に関する実験も実施。昨年9月には長崎大との実験で、容積約3リットルの密閉容器に新型コロナウイルス入りの液体を噴霧し、回収するまでの30秒間にPCIを発生させると、感染力のあるウイルスが91・3%減少したと発表していた。

シャープは「安全性が確保できるようになれば、できる限り実際の使用環境に近い形で新型コロナウイルスの抑制効果を確認したい」としている。

2021年7月15日 17時5分 産経新聞
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20536653/


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Source: 理系にゅーす