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1: 2023/12/17(日) 18:57:56.94
日本で4番目に面積が小さい「村」に今、大きな注目が集まっています。子育て世帯の移住者増加に伴い、村内には人気チェーン店などが続々と出店し活気づくと、今年の地価はなんとバブル期を超えました。
人口減少が続いている鳥取県で唯一人口が増えている「村」を取材しました。

15日、平日にも関わらず、鳥取県唯一の村「日吉津村」には、長い行列ができていました。

並んだ人たちのお目当ては…

「オープンです~」
この日、人気ラーメンチェーン「来来亭」がオープンしたのです。

山陰では島根県松江市・鳥取県鳥取市に次ぐ3店舗目ですが、オープンと同時に店は超満員となり、店外にも長い列ができました。

来来亭のラーメンは、京都風醤油味の鶏ガラスープに背脂をふんだんに浮かせているのが特徴で、発祥は滋賀県です。

同じ滋賀県出身で、1号店・野洲本店に足しげく通った小崎キャスターも懐かしいラーメンを味わいました。

小崎純佳キャスター
「これですよ、コクがあって味わい深いスープが体にしみます。そしてこの細麺によく絡むんですよね」

来来亭日吉津店 畑英伸 店長
「お店の雰囲気としては、みんなめちゃくちゃ元気で活気のあるお店になっています。ここ日吉津村で一番のお店になれるようにスタッフ全員で協力して頑張っていきたいです」

来来亭日吉津店がオープンしたエリアは、山陰最大級のショッピングセンター「イオンモール日吉津」の近く。
そして、このエリアには来年、ホームセンター大手の「カインズ」と、ディスカウントストア「ラ・ムー」も出店予定で、実はいま、日吉津村が鳥取県内のホットスポットになっているんです。

「村」の盛り上がりに、役場の担当者は…

日吉津村役場総合政策課 松田健 主任
「国道431沿道は日吉津村の真ん中に位置するエリアでもありますし、住民にとっても、生活に便利な地域になるのかなと感じております」

国道431号沿いを外れれば、広大な田畑が広がり日本海に面します。
日吉津村は日本で4番目に面積が小さい村ですが、人口は11月時点で3600人あまりで、鳥取県内では唯一人口増を続けています。

村の移住政策が功を奏し、その影響もあってか近年は飲食店などが続々とオープンし、街は活気づいています。

日吉津村役場総合政策課 松田健 主任
「若い世代の方に移住定住といいますか、結婚子育て支援をやっていることもあり、その対象が40代未満の世帯になりますので、そういった方が結構多いイメージはあります」

特に、子育て世帯の移住者が多く、今年7月には岸田総理が訪れ、子育てセンターを視察するなど全国からも注目を集めています。

そして、驚くべきはこれだけではありません。
国土交通省によりますと、2023年の日吉津村の基準地価(全用途)は、1平方メートルあたり3万6200円で、これはバブル期・1990年の3万4000円を約6.4%上回っています。

今回、日吉津村への出店を決めた来来亭。その理由について、来来亭が目指す地域密着型の店舗に適した立地にあると話します。

来来亭日吉津店 畑英伸 店長
「来来亭の店舗は地域密着型を目指していて、大きい道路沿いであったりそういったところに出店していって、ご家族の方でも皆様入りやすいお店になっています」

店は地元住民の生活道路に面しているほか、車社会の山陰の人が訪れやすい「広すぎる駐車場」も準備してお客さんを迎えます。

子育て世代が増え続ける「村」のこれからに、今後も目が離せません。

山陰放送 2023年12月17日(日) 06:22
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/897681


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Source: 理系にゅーす