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1: 2022/03/14(月) 19:08:24.26
ナショナル ジオグラフィック

2022年3月14日 5:00

この数週間で、米国全土でマスク着用義務を解除する動きが相次ぎ、規制緩和のドミノ倒しが始まっている。米国の新型コロナウイルス感染対策の中でも、学校でのマスクの着用義務は、政治的立場の異なる人々が特に激しく衝突してきた論点だ。

親や教師の中には、マスクは子どもの呼吸を妨げたり、社会性や情緒の発達を遅らせたり、不安を与えたりするので有害だと主張する人々もいる。だが専門家らは、こうした懸念には科学的根拠がないと指摘する。

米エール大学医学部の小児科医トーマス・マレイ氏は、混乱が起こるのは無理もないと理解を示す。マスクの着用が病気のまん延を防ぐことは間違いないが、2歳以上の子どもの感情や発達に及ぼす影響については、厳密な証拠はないからだ(編注:2歳未満の子どもについては、
正しく着用するのが難しく、また窒息の危険があるため米国でも日本でも着用を推奨していない)。この点について明確に答えるためには、人々にマスクを外してもらって無作為化比較対照試験を実施しなければならないが、これには倫理的に問題がある。

しかし、子どもたちの観察研究から得られた証拠のほとんどが、マスクは子どもに害を与えず、多くの点で利益をもたらすことを示唆していると、米小児科学会(AAP)呼吸器・睡眠医学部門のメンバーである小児呼吸器専門医のテリーザ・ギルバート氏をはじめとする専門家は説明する。

以下では、就学年齢の子どもとマスクについて、これまでに明らかになっている科学的知見を紹介する。

マスクは呼吸の妨げになる?
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2811E0Y2A220C2000000


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Source: 理系にゅーす