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1: 2020/07/09(木) 10:43:35.71 _USER

本当、テレポーテーションできたらどんなに楽かって思います。

新幹線も飛行機ももう移動が面倒臭い! 誰かテレポーテーション(瞬間移動)早く!って思ったことがあるのは私だけではないはず。科学者のみなさん、瞬間移動の研究ってしてらっしゃるんでしょうか? FBIとかがこっそりやってくれてる? なんで瞬間移動のニュースとか出てこないんでしょうか。なぜ瞬間移動の技術がまだ存在していないのか、それには理由があるのか? 専門の人たちに聞いてみましょう。

■teven Olmschenk
デニソン大学天文学・物理学准教授

瞬間移動の方法として量子テレポーテーションが提唱されています。この方法はよくSF映画で見るようなタイプとは随分違うものです。量子テレポーテションは量子力学系にある情報を量子物理を利用して瞬間移動する方法。これは実際に粒子レベルで実験が行なわれ、成功しています。これにより量子テレポーテーションが情報伝達に大変重要なことがわかりました。量子テレポーテーションを使うと大きな物体(もしかしたら人間のような大きさまで)の情報も別の場所へ瞬間移動させることができるかもしれません。でもこれには警告も伴います。

まず、人を表す情報の量は驚異的です。一般的な人間の原子の数は「10の27乗」以上あります。次に量子テレポーテーションは原子自体ではなく情報のみを伝達します。ということは受け取る側で原子を準備してその人を構築し直さなくてはいけません。3つ目は量子テレポーテーションは送信側で情報を破棄しなくてはいけないというプロコトルがあります。最後にこの伝達は光の速さ以下に限られています。なので簡単に言うと量子テレポーテーションは人間を瞬間移動させることに使えません。

■Warwick Bowen
クイーンズランド大学物理学教授

私が思うに、テレポーテーションは究極に難しいことです。

私は量子テレポーテーションを研究する最初のチームの一員でした。17年ほど前のことです。それ以来、数えきれないほどテレポーテーションのデモンストレーションが行なわれてきましたが、そのうちのほとんどが量子技術、すなわち量子コンピューティングのためにテレポーテーションを使うというものです。

量子技術の進歩がゆっくりである理由は瞬間移動が大変複雑なシステムだからです。瞬間移動の実験は小さな原子で行なわれますが、人間は「10の27乗」ほどの原子でできています。この原子すべてに自由度があるためものすごい技術的チャレンジが必要になるのです。人間の原子すべてをひとつずつ量子テレポーテーションすることは無理だと思います。

でも実際に量子テレポーテーションする必要があるのでしょうか。3Dプリントの技術を使ってクローンを作ることはできるので、テレポーテーションみたいなものじゃないですか?

私が気になるのは、量子テレポーテーションを使って瞬間移動させるのに厄介な体の部分てどこなんでしょう。この質問に答えられる人はまだいないと思いますが、脳が難しいでしょうね。量子力学が意識や人格まで理解することができるのか、などの疑問が生まれます。物体の移動とは違いますからね。

自分でも考えてみてください。脳を瞬間移動させるには何が必要か。脳内には数え切れないほどの神経細胞があります。これってかなり難しいことだと思いませんか? 私には大変難しく感じられます。とにかく人間を瞬間移動させるというのは、信じられないくらいものすごく高い山を登るようなものです。

続きはソースで

https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2020/07/07/20200707_5418-01_h720-w1280.jpg
https://www.gizmodo.jp/2020/07/teleportation.html

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Source: 理系にゅーす