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1: 2021/05/24(月) 11:30:22.92 _USER9
国民的漫画作品『ドラえもん』。アニメの主題歌にもあるように「こんなこといいな、できたらいいな」と思うひみつ道具をドラえもんが四次元ポケットから出し、野比のび太を救うのが、主なストーリーである。そんな『ドラえもん』だが、「いいな」とは到底思えない「怖い」ひみつ道具も少なくない。今回は『ドラえもん』の主な「怖い」ひみつ道具を振り返ってみたい。

■のろいのカメラ

 のび太がスネ夫にいじめられたことに激怒したドラえもん。「あんちきしょう。今日という今日は」「のび太を馬鹿にすることは僕を馬鹿にすることだ」と怒り、悪魔の発明といわれる「のろいのカメラ」を四次元ポケットから取り出す。

 しかしいざスネ夫を撮影しようとすると、「たとえどんなに悪魔でもこれを使うのは残酷だ」と思い留まり家に帰る。そしてカメラを放置して、寝てしまった。

 その様子を見たのび太がカメラを奪い、ドラえもんを撮影。すると人形が落ちてきた。面白がったのび太はパパやママを撮影し、出来た人形をまとめてしずかちゃんにプレゼント。事実を知ったドラえもんは激怒する。

 実はこのカメラ、人形と人間がリンクしていて、人形を殴ると人間が痛みを感じてしまうものだったのだ。慌てて人形を取り戻そうとしたドラえもんとのび太。しずかちゃんはガン子に人形を渡していて、かなりひどい仕打ちを受けたが、なんとか取り戻すことに成功し、事なきを得た。(4巻)

■人間製造機

 家から出るドラえもんから「机の前に置いてある機械をいじっちゃだめだよ」と釘を刺されていたのび太。それが「人間製造機」であることを知ると、未来デパートから引き取りに来た職員を勝手に追い返してしまう。

 説明書をもとに人間づくりに着手してしまったのび太。事実を知らないドラえもんは家に戻ると「あれで製造した人間はミュータントなんだ。そのミュータントが勝手に仲間を増やして人間を征服しようとした。国連軍も出動したんだよ」と話す。

 製造されたミュータントは、遊びに来たしずかちゃんを「電気死刑にする」と言い出し、のび太は抵抗する。結局ドラえもんが逆再生時計で時間を戻し、なかったことにして、何事も起こらなかった。もしミュータントが好き勝手な行動をとっていたら、大変

■悪魔のパスポート

 「世界一の悪者になる」と宣言し、ドラえもんの四次元ポケットを手を突っ込んだのび太。そうして手にしたのは「悪魔のパスポート」というもの。ドラえもんは「それさえ見せればどんなに悪いことをしても許される恐ろしいパスポートだ」と焦る。

 悪魔のパスポートを持ったのび太は「世界征服を企てることもできる」と笑い、「まずは小さなことから」と、家の金を盗む、ゴミを散らかす、ジャイアンを殴る、しずかちゃんのスカートをめくる、本を盗むなどやりたい放題。

 ところが家に帰ってきたのび太は突然良心の呵責にさいなまれる。そして本の代金を払い、ドラえもんと一緒にゴミを片付け、盗んだお金も翌日のお小遣いから返すと言い出す。ドラえもんはそんな彼に「君が悪者になろうなんて無理なんだよ」と声をかけた(13巻)

■どくさいスイッチ

 ジャイアンにいじめられ激怒するのび太は「あいつさえいなければ。どこかに引っ越してくれないかなあ」とつぶやく。

 そんなのび太にドラえもんは「ふうん、そんなふうに考えるの。じゃあやってみる?」と、どくさいスイッチを取り出す。これは未来の独裁者が開発したもので、自分が気に入らない人間を消すことができる。

 ドラえもんは「邪魔なものは消してしまえ。住み心地のいい世界にしようじゃないか」とささやく。迷うのび太だが、ジャイアンに殴りかかられると、スイッチを押し、消してしまう。

 消されたジャイアンのことをしずかちゃんや先生、そしてジャイアンの母に聞くと、認識すらしておらず、まさに歴史から抹消されてしまっていた。自棄になったのび太は「何もかも消えてしまえ」と発言し、偶然ボタンを押す。すると世の中の人すべてが消えてしまった。

 世の中の人が誰もいなくなってしまい、絶望するのび太は「ジャイアンでもいいから出てきれくれ」としょんぼり。するとドラえもんが「気に入らないからって消していくときりのないことになるんだよ」と声をかける。これは、独裁者を懲らしめるための道具だったのだ。(15 巻)

■「悪」も描かれた作品
以下略

リアルサウンド編集部 5/24(月) 10:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/185e4ee2f2a2fbfb7eeb49e6038320b3bac03fa2


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Source: 理系にゅーす