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1: 2021/10/17(日) 08:16:39.83
金星には非常に厚い大気があり、そのほとんどが二酸化炭素です。
そのため二酸化炭素の強い温室効果がはたらき、金星の表面の温度は昼も夜も摂氏460度と、太陽により近い水星よりも高くなっています。

大気中には硫酸の粒でできた雲が何kmもの厚さで広がっており、その雲にさえぎられて太陽からの光が直接地表に届くことはありません。
雲からは硫酸の雨も降りますが、地表があまりにも高温なため、地表に達する前に蒸発してしまいます。

金星の大気の上層では、秒速100mもの風が吹いていて、金星をたったの100時間弱で1周してしまいます。
この強風を「スーパーローテーション」と呼びますが、自転周期が非常に遅いのにもかかわらず、なぜこのような強風が吹いているのかは明らかになっていません。


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Source: 理系にゅーす