E3kei
1: 2021/03/10(水) 10:04:37.17
福井新聞 2021年3月10日 午前7時00分

 「新幹線はなぜ高架上を走るの?」。こんな質問が、福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)に寄せられた。新幹線の建設を担う鉄道建設・運輸施設整備支援機構などによると、乗客をいち早く目的地に運ぶ速達性や安全性を確保するのが高架走行の理由だ。

 全国新幹線鉄道整備法は、新幹線を「主な区間を時速200キロ以上の高速で走行できる幹線鉄道」と定義している。2024年春に県内で開業する予定の北陸新幹線の最高速度は時速260キロで、特急サンダーバードの2倍の速さ。車体の性能に加え、「高架には踏切がなく、スピードを落とさず走ることができる」(鉄道・運輸機構)のが理由だ。車や人との接触もなく事故防止にもつながる。

 ただ「ふく特」には「地上の方が建設費が安くなるのでは」との声も寄せられた。鉄道・運輸機構によると、道路法31条や鉄道に関する技術を定める省令39条で新幹線はそもそも踏切を設置できない。仮に新幹線を地上に走らせようとすると、交差する道路を立体にする必要がある。機構の担当者は「市街地には多くの交差道路が存在し(道路の立体化は)相応の建設費、工期がかかる」と説明する。

 これに対し、新幹線区間と在来線区間を行き来する「ミニ新幹線」は、在来線区間のみ地上走行する。山形、秋田新幹線に導入されており、在来線区間の最高速度は時速130キロに制限されている。遮断機が下りた線路内を新幹線が走る光景が日常的に見られる。

 このほか、東海道新幹線には本線から浜松車両工場(静岡県浜松市)に向かう営業外区間の引き込み線の途中に踏切が一つある。

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https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1274802
道路と交差する高架上を走る北陸新幹線=富山県高岡市(鉄道・運輸機構提供)
https://i.imgur.com/OXpFT71.jpg


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Source: 理系にゅーす