東南アジア第2位の二輪市場のベトナムで、政府が電動二輪の普及に向けた取り組みを打ち出している。ベトナムはホンダの牙城で、販売シェア(占有率)は8割を占める。ただ、ホンダは現在、ガソリン車の二輪が主力のため、販売に影響が出ている。
◼自国の新興メーカー支援策
ベトナム政府は2026年7月から、首都ハノイの中心部で化石燃料で走る二輪の走行を禁止すると発表した。
この動きを巡っては、ベトナム最大の財閥ビングループの傘下企業で、17年設立の電気自動車(EV)の新興メーカー「ビンファスト」に対する事実上の支援策との見方がある。同社は電動二輪事業も手がけているためだ。
ビンファストの今年1~9月の電動二輪の出荷台数は、前年同期の約6倍の23・5万台に急増した。電動二輪は10車種以上あり、最低価格は日本円で10万円前後から用意していることも消費者の支持につながったとみられる。
◼ホンダ「電動化に向けた準備を進める」
ホンダもベトナムで電動二輪を販売するが、1車種にとどまり、最低価格もビンファストより高い。ホンダは「電動化に向けた準備を進める」(貝原典也副社長)と電動二輪の商品群を拡充し、ビンファストに対抗する方針だ。
ベトナム国内にはホンダ関連の部品メーカーが約130社あり、日本から進出した企業もある。日本大使館はベトナム当局に対し、性急な電動化を見直すように文書で求めたが、今のところ返答はないという。
[読売新聞]
2025/12/14(日) 10:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/d59569be17ce8bcaa76108ec427b9291fbb419eb
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Source: 理系にゅーす

