1: 2019/01/08(火) 14:44:57.27 ID:rVGpJO0l
理化学研究所(理研)開拓研究本部伊藤ナノ医工学研究室の上田一樹研究員、伊藤嘉浩主任研究員らの研究グループ※は、両親媒性ポリペプチド[1]でナノサイズの筒状構造体を作製し、その中に抗がん剤を入れ、筒の両端を半球でキャップした「魚雷型ナノカプセル」を開発しました。

本研究成果は、がん治療をはじめとするさまざまな薬剤体内輸送用カプセルや細胞内への核酸輸送用カプセルとしての応用が期待できます。

アスペクト比[2]を持ったロッド状材料は、高い血中滞留性や細胞内輸送性、細胞内でのエンドソーム[3]脱出性を示すことなどが報告されており、ロッド状のカプセル開発が期待されていました。しかし、ナノサイズでロッド状の中空構造体を作ることは困難であり、これまで達成されていませんでした。

今回、研究グループは、両親媒性ポリペプチドで形成される筒状構造体の存在下で、球状構造体を作る両親媒性ポリペプチドを自己集合化させることで、ロッド状の魚雷型ナノカプセルの作製に成功しました。

続きはソースで

■図 魚雷型ナノカプセルの設計と薬剤輸送
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2019/20190108_1/fig.jpg

理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2019/20190108_1/

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引用元: ・【医療研究】がんを攻撃する魚雷型ナノカプセル-ナノサイズの筒に抗がん剤を入れ、半球で蓋をする- 理研[01/08]


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Source: 理系にゅーす