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1: 2021/12/23(木) 15:07:19.78 _USER9
https://ytranking.net/blog/archives/66325

人気ペットチャンネル「しゃべるねこ、しおちゃん」(登録者数29万人)が「今日は皆さんにズバッと本心を言わせてもらいます」を公開。飼い主の「しんコロ」が、研究者としての目線から動物の治療方法や医療方針に関する持論を展開しました。しんコロは現在アメリカのボストンで免疫学の研究者として、創薬や免疫療法を開発してる傍ら、YouTubeで愛猫の動画を投稿しています。

しおちゃんとは、アメリカのシアトルで迷い猫としてさまよっていたところをしんコロが保護した猫。
しんコロによると、しおちゃんはある日突然、怒涛のように日本語を喋り始めたそうです。「おかえり~」や「ばかやろう」、「ふたりのじかん」など多種多様な言葉を話し、“しゃべる猫”としてテレビに50本以上出演することに。CMや雑誌など多数メディアに取り上げられ、タレント猫のカリスマ的存在となりました。

そんなしおちゃんは今年8月、動物病院でIBD(炎症性腸疾患)と診断され、現在も闘病中。療法食やビタミンB12の注射の栄養補給での治療をおこなっていましたが、効果が薄く体重が減少し続けていたそう。これ以上減少すると衰弱してしまうため、免疫抑制剤を投与する治療に切り替えたそうです。免疫抑制剤は腸の炎症を抑える効果が期待できますが、副作用でがんや感染症のリスクが上がる可能性があるのだとか。
しおちゃんは推定14歳で、人間でいうころのおよそ70歳。このところ体調不良が増え、動物病院へ出向く回数も増えていました。

中略

助けられる命を助けないのはあるまじき行為だとし、「動物だから放置っていうのは非常に無責任な考え方」だと話しました。
また、「このサプリメントを飲めばどんな病気も治ります」や「どっかのセミナーとかで聞いてきた話」も危険だといい、データや証拠がない限り「有名な博士が言っていた」では根拠にならないと、研究者目線の考え方を示しました。
無知ゆえに根拠のない信念で治療方針を決めてしまうと危険だといい「たとえ信念があっても無知であれば間違いが生じる」とも語ります。

「(しんコロが)ワクチンを打ったことでしおちゃんに害が及んでいる」と誤った認識をしている視聴者もいるらしく、しんコロは医学的に全く根拠がないと話し、「そういうことが万が一起きたらいけないよねってことでワクチンを作る段階で設計している」と反論。「虚偽のことを広めて恐怖を煽るということをするのは非常に良くない」と訴え、今後の治療も、しおちゃんと免疫抑制剤の相性も観察しつつ、方向性を決めていくと締めくくりました。

コメント欄では、
「無知ほど怖いものはないですね。わたしも勉強していきます。」
「免疫抑制剤注射が必要なのに、簡単に「薬漬けだ!自然に任せろ!」なんて言う人がいるのか…と思いました。しおちゃんのおかえり、がまた聞ける事を願っていおります。しおちゃん頑張って!」
「しおちゃん、12年前から見させていただいています。動物の医学もどんどん進んでますよね。頑張ってください。」

と、しおちゃんへの応援コメントなど温かい声が集まりました。

https://i.imgur.com/VNQvRAu.jpg


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Source: 理系にゅーす