【直下地震】群馬県南部で震度5弱の地震…震源近くには「大久保断層」が存在し、将来の地震発生可能性「M7.0以上」

　大久保断層は、群馬県前橋市、桐生（きりゅう）市、みどり市、栃木県足利市にかけて西北西－東南東方向に分布する断層です。断層の北東側が相対的に隆起する逆断層です。地表では、桐生市、みどり市に分布する長さ約９ｋｍの断層トレースが確認されています。

　地質構造、重力異常、断層の一回あたりのずれの量に基づくと、大久保断層の地下の断層面は赤城山南東麓から足尾山地の南麓の地下を東南東方向に向かって延び、長さは２０ｋｍ程度以上である可能性もあります。断層面の幅は不明です。

○将来の地震発生の可能性
　地震の規模　 ：　Ｍ７．０程度以上
　地震発生確率：　３０年以内に、０．６％　　（地震発生確率値の留意点）

大久保断層 – 地震調査研究推進本部

今日6月17日15:27頃、群馬県南部の地震。速報M4.7、深さ20km、渋川市赤城町で震度5弱。大久保断層がある辺りっぽいがHi-netでは西→←東の圧力の逆断層型と出ている。気象庁地震情報 pic.twitter.com/V3EyjMatzb

— 上川瀬名 (@Yokohama_Geo) 2018年6月17日

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