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1: 2025/02/09(日) 10:23:04.02
「木材も経年劣化する。一部分だけ切り取れば炎上要素」隈研吾が成田悠輔に語った“建築家の宿命” | 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/76742

「文藝春秋」 編集部1時間前
source : 文藝春秋 2025年3月号

 経済学者・成田悠輔氏が“いま会いたい人”と縦横無尽にトークする新連載「成田悠輔の聞かれちゃいけない話」が、月刊誌「文藝春秋」でスタート。第2回は、建築家・隈研吾氏をゲストに迎えた。
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h9431?ref=innerLink

 成田氏はまず、隈氏の「仕事の振れ幅」の大きさに注目。歌舞伎座や国立競技場など、東京を象徴するビッグプロジェクトを担う一方、北海道の町の小学校まで手掛ける、その“雑食性”について、隈氏は次のように説明した。

「自分自身の好奇心を大事にするというのがまずあるんだけど、ある種の社会学者的なリサーチという部分もあります。僕はもともと横浜で普通にサラリーマンの息子として育ったせいか、田舎の人のたくましさに惹かれるんです」

「腐食・カビ」トラブルへの回答は?
 隈氏は木材をふんだんに取り入れた建築を得意とし、木という素材の魅力を探求してきた。その活動の場は日本国内にとどまらず、50を超える国々でプロジェクトが進行しているという。

 昨年には、隈氏が手掛けた公共建築の木材の一部が腐食したり、カビが生えたりしたケースが報じられ、その耐久性についてSNS上でも批判が出た。

「そもそも木造建築が世界的に脚光を浴びたのは、コンクリート建築は地球温暖化の原因になるから、その替わりとしてなんです。それで2000年ごろから、ヨーロッパでも日本でも政策的な後押しもあって、木造建築が急激に伸びた。その木造建築も、地球温暖化の論理だけで全て防御できるわけじゃなくて、炎上の対象にもなるんですよね。木材も生き物なので経年劣化する部分はあるわけだから、一部分だけ切り取れば、必ず炎上的な要素を含んでいるわけです」(隈氏)

 成田氏から、今回の事態を通じて意外だった発見、後悔や反省があったかと尋ねられ、隈氏は次のように話した。

「木造を大規模な建築で使うようになって、まだ20年ほどですから、いわば実験段階なんですよね。その中でいろんなことが今起こっている。今、そういう模索の期間です」

(略)

※全文はソースで。


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Source: 理系にゅーす