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1: 2022/03/21(月) 09:34:14.37
※朝日新聞デジタル2022/3/21 8:30

 21番染色体が3本あることから、3月21日は「世界ダウン症の日」と定められている。

 ダウン症のある人の約半数は生まれつき心疾患があるため、1970年ごろまでは平均寿命が10歳ぐらいだった。ところが手術で助かるようになり、最近の寿命は60歳くらいとも言われている。長生きにともない、青年期以降の医療の受け皿が少ないことが課題となっている。

 出生頻度や母親の出産年齢を考えると、ダウン症のある人は日本に約8万人いると推定されている。疾患としての登録制度がないため、正確な人数やくらしの実態はわかっていない。

 臨床遺伝専門医でダウン症に詳しい、東京都北療育医療センターの竹内千仙(たけうちちせん)医師によると、米国では2010年には約6割が20歳以上になった。高齢化が進む日本では、その割合はさらに高いと考えられている。成人期以降の人を、うまく医療につなげることが課題となっている。

 小学生の間には、心疾患も含め生まれつきの合併症の治療も落ち着くことが多い。

 その後は特に大きな病気にかかることもないため、「かかりつけ医」がいないまま、過ごす人も多い。

 小児科医がそのまま成人後も診察するケースがあるが、小児科では、成人のがんや認知症、介護システムとの連携などには十分対応できないことが多い。

 成人になってからは、地域の内科などに移行していくことが望ましく、定期的な健康診断の他に、甲状腺機能検査や尿酸値の検査、認知機能や行動変化のチェックなどを1年に1回はしたほうがいいという。

続きは↓
朝日新聞デジタル: ダウン症の人の寿命、50年で50歳伸びる 不足する医療の受け皿.
https://www.asahi.com/articles/ASQ3J5KFXQ3DULBJ008.html


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Source: 理系にゅーす