job_kyusyoku_chourishi
1: 2021/12/24(金) 20:46:35.09
「もう70代ですから、年齢のせいもあるでしょうが、それ以上に、ここ2年のコロナがいちばん影響しました。ジム以外で体を動かすことがすっかりなくなって、やっぱり運動不足がちとなり、血圧も高くなったし、体重も増えて、膝関節痛にも苦しんでいます。

しかし、今も治療に行ってきたばかりなんですが、信頼する整体の先生のお蔭で痛みも収まりつつありますし、体調も気力もバッチリ。このまま来年の世界大会での20連覇を目指します」

快活な笑顔が、ショートヘアによく似合う。主婦で、元八王子市職員の澤千代美さん(72)は、50歳で始めたベンチプレスで現在、世界大会19連覇という偉業を達成中の“70代女性の星”。孫が3人いるおばあちゃんでもある。

今年10月、リトアニアで開催された「世界ベンチプレス選手権大会」で澤さんが挙げたバーベルの重さは100kg! 70歳以上のクラスでの世界記録だった。

1949年(昭和24年)11月11日、兵庫県西宮市出身。

「子供の頃は、まあ、お転婆でしたね。両親が4歳のときに離婚して、東京・日野市の祖母に引き取られました。中高ではソフトボールの選手でした。ポジションがレフトというのは、肩が強かったんですね。そうそう、中3では、前の東京オリンピックで聖火ランナーも努めたんですよ。

20歳で結婚して、翌年には長女が、続いて長男も生まれましたが、その後もソフトも続けましたし、ママさんバレーでは日野市の強豪チームのメンバーでした」

27歳のときに、八王子市役所入庁。市立保育園の調理の現場で働き始めた。

「給食のおばちゃんです。子供も大好きで、本当に充実した職場でした。今お話ししたとおり、そこで20年以上働き続けていたときの健康診断で、太り過ぎと言われてベンチを始めるんです」

秘められていた才能は瞬く間に開花し、競技を始めて1年ほどで、まず全日本ベンチプレス選手権大会で優勝して日本代表に。そして01年、ルクセンブルクでの「第1回世界ベンチプレス選手権大会」で、50代の「マスターズ2」に出場し、95キロを挙げて優勝。

こうして初代チャンピオンとなって以降、今年の第19回大会まで、負けなしで記録を更新している。そのほとんどが世界新記録だ。

「まさか、70過ぎても続けてるなんてね(笑)。でも、調理の仕事をしていた当時は、やっぱり仕事が最優先でした。ベンチを始めた当初はジムにも週3回通っていましたが、やがて週1に減らしたんです。というのも、20とか30kgものプレート(鉄の円盤状の重り)を扱いますから、指でもケガしたら、給食を作れなくなるでしょう。ベンチの世界大会に行くとなると、1週間はお休みすることになります。だから、普段は職場に迷惑をかけるのだけは、絶対にしたくなかったんです」

責任感の強い人柄が伝わる。こうして主婦、調理員、そして競技者として3足のわらじを履きながらの生活は続き、04年には世界大会で自分の体重よりはるかに重い120.5kgを挙げ、新記録達成とともに、その名を国内外に轟かせた。

常に1位で表彰台のいちばん高い所に立っていた澤さんだが、両脇の2位と3位の外国人選手と並ぶと、頭の位置がほぼ横並びで同じになる。それほど、体格の優れたライバルをも寄せつけない底力を誇っているのだ。

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2021年12月24日 11時0分
https://news.livedoor.com/article/detail/21407578/

【高齢社会】全国のおばあちゃん、2051万人に [haru★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1640086972/


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Source: 理系にゅーす