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1: 2024/04/23(火) 10:51:15.74
 ゲームソフト大手のコーエーテクモホールディングスは、世界一のデジタルエンターテインメント会社になるとの野望を抱く。40年以上、新しい面白さを追求してきた襟川陽一社長に聞いた。(聞き手・小川直樹、写真・鈴木竜三)

<27歳の時、実家の染料工業薬品販売会社が倒産した>

 実家の取引先だった専門商社で営業をしていたのですが、父から急に「帰ってこい」と連絡がありました。

 帰ってみたら、大口取引先の倒産で資金繰りが大変な状況になっていました。立て直しをずいぶん手伝ったんですが、時すでに遅しで、戻って3か月で倒産しました。

 半年ほど会社の残務整理をして、さて何をしようかと考えました。その時、親戚や取引先から「再起するなら応援するよ」という声をたくさんいただいて、やってみようという気持ちにだんだんなっていったんですね。

 今考えると無謀な賭けでした。会社を経営したこともないし、当時の繊維産業は非常に厳しい状況でした。でも自分ならうまくできるんじゃないかという、根拠が何もない、家業再興の野望でした。

<1978年に実家と同業の「光栄」を設立した。だが、業績は上向かなかった>

 自分は経営の才覚がないんじゃないかと思って、本屋さんに行って松下幸之助やドラッカーの本を買ってきて勉強していたんです。

 当時本屋さんに平積みになっていたのが「月刊マイコン」などのパソコン専門誌でした。手に取ると「これからはパソコンの時代だ」「経営合理化に役立つ」と夢みたいなことがたくさん書いてある。小学生の時から鉱石ラジオを作ったり電気工作が好きだったので、もう欲しくて欲しくて。そういう話を日頃家内にしていたら、30歳の誕生日にプレゼントしてくれました。

 プログラミングは独学です。すごく相性が良くて今の言葉で言うとハマったと。もうプログラムを作るのが楽しくて楽しくて。財務や在庫管理、見積もり計算のソフトを作って会社経営に役立たせました。そのうち代わりに作ってくれないかと外部から注文を受けるようになりました。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce9faa702f7023e19e35399d6509d2aa20e49f9


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Source: 理系にゅーす