「人間の知能指数(IQ)は、年々、上昇し続ける」。
この現象は、ニュージーランドオタゴ大学のジェームズ・フリン教授が1984年の研究論文で初めて示したことから「フリン効果」と呼ばれている。
フリン教授はこの研究において「1978年のIQは1932年に比べて13.8ポイント高くなっており、IQは、1年あたり0.3ポイント、10年ごとに3ポイント上昇している」と明らかにした。
しかしながら近年の研究結果では、「フリン効果」とは真逆に、「年々、IQが低下する」という「負のフリン効果」が示されている。
■1970年代半ば以降、明らかにIQが低下している
ノルウェーのラグナー・フリッシュセンターの研究プロジェクトは、2018年6月11日、学術雑誌「米国科学アカデミー紀要」において、「フリン効果は1970年代半ばにピークに達し、それ以降、明らかにIQが低下している」との研究論文を発表した。
この研究プロジェクトでは、1962年から1991年までに生まれたノルウェー男性73万人以上を対象に、徴兵制データから抽出された18歳または19歳時点のIQを分析した。
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ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/20-50.php
引用元: ・【医学】「人間の知能指数が年々上昇する」というフリン効果は20世紀に終わっていた!?[06/15]
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Source: 理系にゅーす
「人間の知能指数が年々上昇する」というフリン効果は20世紀に終わっていた!?