Yes, a killer asteroid could hit Earth | Popular Science
https://www.popsci.com/killer-asteroid-could-hit-earth
46億年前に誕生してからというもの、6500万年前に恐竜を絶滅に追いやったケースを含め、地球はこれまでに幾度となく隕石の衝突に見舞われてきました。NASAは地球にぶつかる可能性があると考えられている1万8000もの小惑星を監視中であり、その直径はわずか3フィート(約90cm)のものから3000フィート(約900m)のものまでさまざまです。
基本的に隕石の直径が100フィート(約30m)以下である場合、隕石は地面に衝突する前に空中で爆発すると考えられています。この場合は地面に巨大なクレーターが作られるということはないものの、隕石がもたらす衝撃波によって窓が割れるなどの大きな被害がもたらされる可能性があるとのこと。
その一例として、2013年にロシアのチェリャビンスクで発生した隕石落下事件のケースが挙げられます。チェリャビンスクの隕石落下では非常に多くの人々が隕石落下の様子を目撃しており、当時撮影されたムービーでは落下する隕石が強烈な光を放っていることが確認できます。隕石は空中で爆発して粉々になったものの、隕石によって発生したソニックブームが多くの窓ガラスを割ったり人を転ばせたりして、実に1500人近いけが人が出ました。この際に落下した隕石の直径は、およそ数mから15mと見られています。
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私たちもいつ遭遇しても不思議ではない隕石衝突ですが、「いったいどれほどの直径の隕石で、どれほどの被害が起きるのか?」という点が気になります。そこで、隕石の直径(1フィート=約30cm)と予想される衝突のエネルギー(1MT)、隕石の平均落下頻度を表した図がコレ。図の一番上にある直径16フィート(約4.9m)の隕石はおよそ0.01MT、つまりトリニトロトルエン(TNT)爆薬1万トンほどに匹敵する爆発力を有しており、このレベルの隕石は平均して1年に1回地球へ飛来するとのこと。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/17/killer-asteroid-could-hit-earth/img-snap07877_m.png
チェリャビンスクに落下した隕石と同等のエネルギーを有しているのが直径33フィート(約10m)の隕石で、衝突した時のエネルギーが0.1MT(TNT爆薬10万トン)、地球への平均飛来頻度はおよそ10年に1回。この大きさの隕石であっても、広島に投下された原子爆弾(リトルボーイ)の数十倍もの衝突エネルギーを持ちます。
3300フィート(約1km)の直径を誇る隕石はおよそ70万年に一度飛来すると考えられており、衝突によって巻き上げられたゴミが地球全体を覆ってしまい、太陽の光が遮られてしまうとのこと。また、1億年に1度ほどの割合で飛来するという直径6マイル(約10km)の隕石は恐竜を絶滅させた隕石と同じくらいで、もし衝突すれば地球上に存在する生命の多くが絶滅してしまうそうです。最も、これほど巨大な隕石が地球に落下する頻度はそれほど高くないため、人類が生きているうちに隕石が衝突して絶滅する可能性は少ないといえそうです。
続きはソースで
https://gigazine.net/news/20181217-killer-asteroid-could-hit-earth/
引用元: ・【宇宙】隕石の衝突で人類が滅亡する危険性はあるのか?直径1フィートのものでTNT爆薬1万トンに匹敵[12/17]
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Source: 理系にゅーす