体内時計はほぼ全ての細胞に存在しており、身体組織の日々のリズムをつかさどっている。
医学雑誌ランセットに掲載された研究によると、9万1000人を対象に調査した結果、体内時計の不調がうつや双極性障害などと関係していることが明らかになった。
研究者たちは、人々が自然のリズムに身を任せなくなっていることに警告を発している。
調査では対象者に1週間行動モニターを装着し、どのように体内時計が狂わされるのかを調べた。
その結果、夜間に活動的な人や日中にあまり動かない人ほど、体内時計が狂っていた。
こうした人々は、日中に活動し夜間に動かない典型的な人たちに比べ、気分障害と診断される確立が6~10%高かった。
グラスゴー大学の調査チームの一人、ダニエル・スミス博士はBBCの取材に対し、「これは大きな違いではありません。しかし衝撃的だったのは、多くの興味深い結果が得られたことです」と話した。
研究では、体内時計が狂っている人ほど、大うつ病や双極障害、大きな孤独感、幸福感の欠如、反応時間の悪化、気分の不安定化といった症状が高い確率で表れることが分かった。
しかし現段階では、体内時計の不調がこうした精神疾患につながるのか、それとも一症状に過ぎないのかは判断できなかったため、さらなる研究が必要だという。
続きはソースで
(英語記事Body clock linked to mood disorders)
http://www.bbc.com/news/health-44113414
関連ソース画像
https://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/1841D/production/_101575399_gettyimages-491933946.jpg
関連スレ
【遺伝子】京大チーム体内時計の24時間周期を決める酵素を発見[05/22]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1526989411/
BBCニュース
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44135384
引用元: ・【医学】体内時計とうつの関係性が明らかに 英最新研究[05/16]
続きを読む
Source: 理系にゅーす
体内時計とうつの関係性が明らかに 英最新研究