group_kyoushi
1: 2021/07/18(日) 20:51:20.17
教員採用の競争率が高かった就職氷河期世代で、再び教員をめざす人が出てきている。
文部科学省は、当時、教員免許を取っても採用されなかった人が100万人以上いると推定しており、転職支援を始めている。

実際に教員になった女性は、社会経験を生かした指導にとりくんでいる。

5日、東京都の公立中学校。社会科教員の諸戸彩乃さん(40)は地理の授業で、「北方領土はどこの領土でしょう」と問いかけた。「日本!」「ロシア!」と生徒から声が上がる。

日本固有の領土をロシアが「不法占拠」しているというのが日本政府の立場だ。諸戸さんは「複雑な問題もあります。考えてみましょう」と、映像や資料を使って説明した。

茨城県の私立大4年だった2002年度は、就職氷河期のまっただ中だった。小学生の頃から憧れだった教員になろうと教員免許は取ったが、
教育実習で子どもの顔色ばかり気にしてしまい、「まだ教師になれない」と教員採用試験は受けず、民間企業を10社ほど受けた。

だが内定は出なかった。当時の新卒者の就職率(03年4月1日時点)は90%台前半と深刻な就職難で、「大学名で試験を受けられない会社もあった」。
卒業直前に大手広告会社のアルバイトが決まり、その後、契約社員になったが、男性上司のパワハラを受けて心の病を患い、27歳の時に退社した。
復帰後は、派遣社員をしたが「人生はうまくいかず、生きた心地がしなかった」

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20210715002332_comm.jpg

2021年7月16日 10時00分
https://www.asahi.com/articles/ASP7H6DW2P7GUTIL08M.html


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Source: 理系にゅーす