そんな六分儀を、「宇宙船の操縦に使うかもしれない」とNASAは表明しています。
Deep space navigation: tool tested as emergency navigation device
http://www.spacedaily.com/reports/Deep_space_navigation_tool_tested_as_emergency_navigation_device_999.html
六分儀は1757年に発明されてからというもの、島や大陸といった道しるべを得ることができない外洋を航海する船舶が、自身の位置や向かうべき方角を知るために使用されてきました。六分儀には小さな光学望遠鏡が搭載されており、コンピューターなしでも空に光る星の間の正確な角度を測定することができます。
数世紀にわたって海上を航海する船乗りたちを助けてきた六分儀ですが、1961年から1966年にかけてアメリカが行った有人宇宙飛行計画である、「ジェミニ計画」においては、宇宙船に搭乗した宇宙飛行士が「宇宙空間で六分儀を使用する」という実験を行っていたとのこと。
ジェミニ計画における六分儀の使用は、後に行われるアポロ計画を念頭に置いたものだったそうです。
人類初の月面到達に成功したアポロ計画において、「搭乗員が地球との通信が不能な状態に追い込まれてしまった場合、どのように地球へ帰還するのか」という懸念は避けて通れないものでした。
そこで、NASAの研究者らは六分儀を使って宇宙船の位置を割り出し、地球までのナビゲーションに使用するというアイデアを思いつきました。
続きはソースで
https://i.gzn.jp/img/2018/06/26/sixtant-use-space-navigation/02_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/06/26/sixtant-use-space-navigation/00_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/06/26/sixtant-use-space-navigation/01_m.jpg
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180626-sixtant-use-space-navigation/
引用元: ・【宇宙】NASAは宇宙船のナビゲーションに18世紀の発明品「六分儀」を使用するかもしれない[06/26]
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Source: 理系にゅーす
NASAは宇宙船のナビゲーションに18世紀の発明品「六分儀」を使用するかもしれない