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2025年4月5日17時45分
生成人工知能(AI)に2025年実施の東大の入学試験問題を解かせると、主に医学部に進学する最難関の理科3類の合格水準に達したとAIベンチャーのライフプロンプト(東京)が5日、明らかにした。合格最低点を上回り、AIの能力向上を裏付けた。
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2次試験は英語が得意だったが、数学や国語に弱点がみられた。物理の難解な問題を解く一方で、世界史では人間だと間違えにくいミスをした。1教科当たり約2~60分で解答を作成し、試験時間を大きく下回った。
米オープンAIの「o1(オーワン)」と中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」の「R1」を使い、大学入学共通テストと東大の2次試験前期日程を解かせた。問題を画像データにしてAIに入力。2次試験は記述式を含むため、大手予備校河合塾の講師が採点した。
結果は550点満点のうち、o1は文系の文科1~3類が379点、理系の理科1~3類は374点を取り、文系、理系ともに合格最低点を超えた。東大が発表した文科1類の合格最低点は336点で、理科3類は368点だった。R1は文科1~3類と理科3類が合格水準に達した。
2次試験の英語(120点満点)はo1が93点、R1が92点と高得点。一方、文系国語(120点満点)はo1が71点、R1が75点にとどまった。小説に関する設問の得点が低かった。文系数学(80点満点)は図形問題で苦戦し、o1が40点、R1が18点と低迷した。
三角形の物体が移動するときの加速度を求める物理の問題では、(略)
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Source: 理系にゅーす