1: 2026/02/03(火) 19:12:56.54 ID:KeK8i+Us
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台湾で、50代の男性が体調を崩し亡くなった。20年近く、同じ古い保温ボトルに熱い飲み物を入れて飲み続けていたことが原因だったという。

この50代の男性は、30年以上の運転歴があるベテランドライバーだったという。 だがある日の朝、車で出勤中に突然頭がぼんやりしてしまい、ブレーキを踏まないまま路肩の朝食店に衝突する事故を起こした。
病院に搬送された時点で目立つ外傷はなかったが、男性は医師に対し、「最近疲れやすくなり、味覚が変わった。食べ物に塩気が足りないと感じることが多い」と訴えたという。
これらの症状を総合した結果、医師は重金属中毒の可能性を疑って検査を実施した。その結果、男性は鉛中毒であることが確認された。

男性はほぼ毎日、同じ保温ボトルでコーヒーを飲んでおり、その使用期間は20年近くにも及んでいたことが判明した。
ボトルの内側はすでにさびて劣化し、内層も傷んでいたのだが、男性は気にせず高温の飲み物を入れて飲み続けていたという。

男性にはその後、認知症に似た退行症状もみられ、健康状態は悪化を続けた。さらに誤嚥性肺炎を発症し、事故から一年後に死亡した。

なぜボトルから鉛が溶け出したのか
腎臓内科医の洪永祥医師が、この症例をテレビ番組「医師好辣」でこの紹介したことで、台湾では保温ボトルの安全性が大きな話題となった。

洪医師は「なぜ保温ボトルから鉛が溶け出すのか」という視聴者の疑問に対し、次のように答えている。
私の考えでは、以下の点が挙げられると思います。まず、そもそも「鉛を含む粗悪な模造金属」を、ステンレスと偽って販売されていた可能性。

次に、表面にごく薄くステンレスの層が塗られているだけだった可能性。この場合、不適切な使用によって傷が付き、コーティングが損傷したまま長期間交換せずに使い続けてしまったことが原因と考えられます。

さらに、フタの素材にステンレスではない金属成分が含まれていた、あるいは鉛を含む顔料が使われていた可能性です
台湾の消費者文教基金会(消基会)が2011年に行った抜き取り検査では、15本の市販の保温ボトルのうち、14本から可塑剤(かそざい)が検出されたという。

可塑剤とは、プラスチック製品や接着剤を軟らかくし、加工しやすくするために添加される薬剤のことである。
これは多くの場合、ふたの部分に使われており、特にワンタッチ式のタイプに多かったそうだ。そして2本からは、重金属である鉛とカドミウムが検出された。
専門家によると、低品質の保温ボトルの場合、内側の素材が一般的なステンレス鋼の304や316ではなく、別の重金属が含まれている可能性があるという。
重金属の中でも特に注意が必要なのが鉛で、熱い飲み物や酸性の液体に触れると溶け出しやすい。
これが体内に入ると中毒を引き起こし、長期間それを摂取し続けることで、今回の男性のケースのように、肝臓や腎臓などの内臓を傷つけるおそれがある。

https://karapaia.com/archives/582257.html


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Source: 理系にゅーす