想像してみよう。南大西洋に1羽の若いアホウドリがいる。 
 広げると3メートルにもなる翼で風に乗り、1日に800キロも滑空する鳥だ。 
  獲物を見つけるのに絶好の場所は大抵、深い海の底をさらうトロール漁船のそば。ちょうど今、この鳥の眼下では、トロール船から投棄される魚のくずを食べようと、小型の海鳥たちが群がっている。 
 その中に降下すれば、アホウドリは体の大きさにものをいわせてほかの鳥たちを蹴散らし、悠々と食べ物にありつけるはずだ。 
  しかし着水した瞬間、そこには思わぬ災難が待ち受けている。広げた翼が底引き網のケーブルにからまり、海中へと引きずり込まれることになるのだ。冷たい波の立つ海には船の乗組員以外は誰もいない。 
 たとえ彼らに海を眺める暇があったとしても、一瞬のうちに起きるこの悲劇に気づくことはないだろう。 
■海鳥は人知れず激減している
  海鳥の生息数は、過去60年間で推定7割も減った。海鳥の仲間には絶滅危惧種が著しく多いため、事態はさらに深刻だ。 
 海鳥は世界に360種いる。インコやハト、タカの仲間と比べてみると、それぞれ種の数はほとんど変わらないが、海鳥は絶滅危惧種の占める割合が大きい。 
続きはソースで
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 ナショナルジオグラフィック日本版サイト 
  http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/062800285/

引用元: ・【動物】海鳥の危機、過去60年で70%も減っていた[06/29]
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Source: 理系にゅーす
 
 
 
