楽天モバイルとKDDIはローミングの契約を見直し、2026年9月までローミング提供を延長すると発表した。新協定ではこれまでローミングに含まれなかった東京都23区、名古屋市、大阪市を含む一部の繁華街エリアを対象とし、一部のインドア(地下鉄、地下街、屋内施設)やルーラルエリアも引き続き、ローミング提供すると合意したという。
新契約を受けて、楽天モバイルは6月1日より「最強プラン」を提供すると発表した。
2020年4月の本格サービス開始以来、ローミングエリアでは月間5GBという制限があったが、これを撤廃。楽天回線エリアとローミングエリアを合わせた人口カバー率99.9%の通信エリアでデータ使い放題が提供されることになる。
これまで楽天モバイルでは人口カバー率で98.4%まで来ていたが、新契約により、日本地図をピンクで染め、99.9%を名乗るようになった。
SNSでは「auネットワークと同等品質にも関わらず、データ使い放題が3278円で使える」という点が評価されている。確かにauで使い放題プランである「使い放題MAX 5G」は、月額7238円だ。同じ使い放題が半額になるというのであれば、auから楽天モバイルに乗り換えようかなという検討したくもなる。
しかし、そうした世間の風潮に対して、高橋社長は「そんなに貸さないからね」と、言いたいようなのだ。
実際、KDDI関係者に話を聞くと、楽天モバイルに貸し出される周波数帯は従来通り、800MHz帯でしかない。あくまで、地図上をピンク染める、面を広げ圏外をなくすためのローミングであるのは間違いない。
都心部の繁華街などビルが林立して、楽天モバイルが持つ1.7GHz帯では電波が届きにくいような場所でも、これからはauの800MHzをつかむことで、圏外ではなくなる。ただし、 サクサクと快適に使えるか は別の話だ。
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https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/ishikawa/1501095.html
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Source: 理系にゅーす