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1: 2025/02/09(日) 23:17:47.63
楽しい思い出は忘れにくい 理研が解明、睡眠で記憶強化 – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG306IP0Q5A130C2000000/

2025年2月9日 5:00

理化学研究所の村山正宜チームリーダーらは、楽しい思い出が記憶に残りやすい仕組みを解明した。感情を伴う体験は記憶に残りやすい性質があり、睡眠時に特定の神経回路を刺激して記憶を強化していた。精神疾患や依存症の予防や治療法の研究につながる可能性がある。

「楽しい」や「怖い」などの体験は記憶に残り、長い時間が経過しても思い出すことができる。こうした体験は動物が生存や繁栄をする上で有利な情報を含むことが多く、忘れないように選択的に記憶を強化する仕組みが脳に備わる。ただ詳細な仕組みはわかっていなかった。

研究チームは脳が楽しい記憶を睡眠時に強化する仕組みを発見した。雄のマウスを対象に、雌と過ごした体験を「楽しい記憶」と位置づけて脳の活動を調べた。深い眠りであるノンレム睡眠をすると、雌がいない環境で過ごした雄と比べて、感情に関わる「扁桃(へんとう)体」の活動が活発となり、長期記憶に関わる大脳皮質の働きを高めていた。

雄は雌と出会ってから5日が経過しても、遭遇した当時の環境を思い出し、過去に雌がいた場所を探索する傾向があった。(中略)

成果をまとめた論文は米科学誌「ニューロン」に掲載された。

※全文はソースで。


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Source: 理系にゅーす