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1: 2025/01/07(火) 17:08:18.41
今の受験生の保護者世代は、大学入試が最も難しかった頃に受験しているので、浪人が当たり前だったかもしれません。しかし今は、浪人する学生が減り、現役志向が高まっています。そこにはどんな理由が考えられるのでしょうか。教育ジャーナリストの小林哲夫さんが考察します。(写真=早稲田大学大隈記念講堂、朝日新聞社撮影)

ドラマから、浪人生が消えた
知り合いのテレビ局のドラマ制作担当者がこんな話をしてくれた。

「最近、浪人生が登場するドラマが少なくなりました。昔は刑事ドラマやホームドラマで悩める受験生として、浪人が描かれていたんですけどね」

たしかに、刑事ドラマ「相棒」に浪人はあまり登場しない。だが、1990年代までは、たとえば「太陽にほえろ!」「西部警察」に、犯人や目撃者として、浪人生はそれなりに重要な役割を果たしていた。ドラマに登場しなくなったのは、どうやら浪人生そのものが身近な存在でなくなりつつあるから、ということらしい。

浪人は減少し、現役が増えたということなのだろうか。これを数値で確かめてみよう。

1990年の現役進学率は51.7%なのに対し、2023年は92.5%となっている。旺文社教育情報センターは、こう解説している。

「高校既卒生はピークだった1991年の28.4万人から2023年は5.2万人にまで減少した。既卒生が減少した要因は、大学の入学定員が増え続けたことにより入試が易化したため。それに加えて受験生や保護者の中で『大学は現役で行くもの』という価値観が広がったためと考えらえる。2023年の現役進学率は92.5%で、現役受験生の9割以上が現役で大学に進学している」

全文はソースで 最終更新:1/7(火) 17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f807e9663c40f753296a4a3545b69fb61422d1e


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Source: 理系にゅーす