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日本の科学研究をめぐっては論文の引用数が中国に抜かれるなど、国際的な地位の低下傾向が続いていて、4日開かれたシンポジウムには全国の研究者などおよそ700人が出席しました。
この中で、ノーベル医学・生理学賞受賞者で東京工業大学の大隅良典栄誉教授は自分が成果を出すまでに長い歳月がかかったことを踏まえ、「研究予算の選択と集中が進み、短期的な成果を求めるようになっている。長い視点の研究とその支援を大事にしてほしい」と訴えました。
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また筑波大学の柳沢正史教授は20年以上、アメリカで研究を続けたみずからの経験を踏まえ、「今の若い研究者はリスクを避け、海外に出ることを避けている。若者がグローバルな視点を持てるように支えないといけない」と述べ、国際的な経験を積む重要性を強調しました。
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シンポジウムでは、ことし創刊から150年を迎えたイギリスの科学雑誌「ネイチャー」のマグダレーナ・スキッパー編集長も登壇し、「さまざまな国籍や性別など、多様な視点を取り入れ、研究に取り組むことが重要だ」と述べ、日本の科学を取り巻く環境の変革を促しました。
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続きはソースで
NHKオンライン
https://www.nhk.or.jp/d-navi/science/news/news_190405/

引用元: ・【話題】日本を代表する研究者ら 科学研究の現状への危機感訴え[04/05]
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Source: 理系にゅーす