brano-tLFHQIqALz0-unsplash
1: 2025/04/20(日) 09:17:07.11 ● BE:194767121-PLT(13001)
sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif
まず大前提として、太陽は私たちが知っている「火」とはまったく違います。キャンプファイヤーやロウソクの火は“化学反応”によって
燃えています。木やロウの成分が酸素と反応し、光と熱を出す――これが「燃焼」です。水をかければ冷却されて反応が止まり、火は消えます。

でも太陽の光と熱の正体は“核融合”という、もっと桁違いの現象。水素原子の核がぎゅっと押しつぶされ、ヘリウムに変わる過程で
大量のエネルギーを放出するのです。これは「燃える」というよりも、「星の内部で起きる小さな水素爆弾」とも言える現象。つまり太陽は、燃えていないのです。

「じゃあ大量の水をかけたらどうなるの?」残念ながら……逆効果です。

水の主成分はH₂O――つまり水素と酸素。水をかけると、太陽は新たな“燃料”を与えられることになります。水素は核融合の主役であり、
酸素もまた太陽内部のCNOサイクル(炭素・窒素・酸素による核融合反応)に参加してしまいます。

さらに、太陽に質量が加わると重力が増し、内部の圧力と温度がさらに高まって核融合が加速。結果、太陽はもっと激しく燃え、もっと明るく、もっと熱くなるのです。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/359631e04ec8ccfc0edb726e9c2d96075b8e6cb8


続きを読む
Source: 理系にゅーす