日本人が英語が苦手なのは、受験英語が中心で、インプット重視でアウトプット(会話)の機会が少ない英語教育を長年続けてきたことや、「間違えたら恥ずかしい」「文法や発音が正しくないといけない」と考える日本人の国民性のためだとされています。
英語教育の改革が進められたことで、近年、高校生の英語力は上昇傾向にあるようですが、その効果が実社会にあらわれるのはまだ先です。また、現場の先生方が英語に苦手意識を持っていることも、課題の一つであると言われています。
小学校で英語を教えるなら、勉強にさほど抵抗のない1年生から、日本語の知識をベースに日本語と英語を対応させたごく簡単な内容の教科書から始めるのがベストです。実際には、小学校入学前から英語の勉強をしているお子さんが多いとは思いますが、それであればなおさら、1年生から始めるのが自然ではないでしょうか。
3年生から英語教育を始めるなら、頻度を増やして週1回でなく週に2回以上にしたほうがいいでしょう。英語を話せるようになるためには、「英語を」学ぶよりも「英語で」学ぶのが効果的です。簡単な英語で算数や理科を教えたり、英語で社会科で出てきたテーマについて話し合ったりすると、単語が頭に残りやすく、話せるようになるのも早いと思います。
日本の英語教育について考える際に、参考になるのが他国の英語教育です。まず、Education First(EF)の調査で100か国中1位だったオランダの教育法をご紹介します。また、日本では「外国語活動」が2011年から、教科としての「外国語」は2020年から開始されましたが、お隣の中国と韓国では2000年頃からすでに本格的な英語教育が始まっていました。それぞれどのような特徴があるのか、日本との違いを探ってみましょう。
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Source: 理系にゅーす