ママ「いいえ職業差別じゃないよ。確かにどんな職業も尊ばれるべきであり必要な仕事ではあるのだけれどこの国のエッセンシャルワーカーは悪辣な環境で長時間働かされなおかつ低賃金なことが多いの」
子供「それでもそれが本当にやりたい仕事ならばやりがいを感じることができるよねー?飲食の店員として尽くしお客様から笑顔を向けられる喜びや大きなプロジェクトの建設現場で働いてこれを建てたのは自分だという実感を得る喜びはお金じゃ買えないよねー?」
ママ「そうね、でもそこには自分の生活がないの。充実した私生活での休息や人間関係、趣味、自己研鑽があなたのアイデンティティとなり生きる指針となるの。その生活を維持するためという意思が仕事へのバネとなり活力を生むの。
仕事を趣味として働くことが人生の人間はもはや狂人だから参考にしちゃダメ、まともな人なら生きる意味を見失ってしまうのよ」
子供「つまりプライベートという燃料を仕事に焚べて燃やしてこそやりがいを感じる仕事ができ、これをメリハリと呼ぶんだねー!職業に貴賎はないが労働条件の差があり人生の大部分を占める労働に於いてそれはとても重要な選択なんだねー!
わかったよママ!ぼく勉強していい大学に入って自己価値を高め仕事を選べる側の人間になるよ!工事や飲食のやりがいは現場じゃなくて設計や管理、経営でも感じることができるもんねー!」
ママ「いい子ね!無謀な夢は実は何歳からでも追い始めることはできるけどまともな人生は義務教育から地続きになってるから再現性のない自称成功者という外れ値フリーターの言うことは間に受けちゃダメよ。
いい子にはお菓子買ってあげるね」
子供「やったー!」
実際こういう教育が必要よな
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Source: 理系にゅーす