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1: 2024/12/19(木) 23:17:18.08
>>2024.12.19 Thu posted at 10:40 JST

(CNN) 米カリフォルニア州で、野生のリスがノネズミを捕食する行動が初めて確認された。主に木の実類を餌にするリスは肉食性も指摘されているものの、げっ歯類が生きた脊椎(せきつい)動物を捕食したという記録は極めてまれだった。

研究結果はカリフォルニア州コントラコスタ郡に生息する野生のジリスの生態調査の一環として、18日の学術誌に発表された。調査はリスが環境の変化にどう対応しているかを探る目的で実施された。

カリフォルニア州北部ではノネズミが増えており、調査対象地でも過去10年の間にノネズミが急増していた。同州のジリスは主に植物や種子を餌にしているが、今回、ジリスが脊椎動物を捕食する様子が初めて観察され、生態系の変化に順応する能力が裏付けられた。

研究を発表したウィスコンシン大学のジェニファー・スミス准教授は、「今回の研究は我々のリスに対する見方を一変させた」と指摘。「人間が引き起こした気候変動や干ばつの中でも、こうした動物は変わりゆく世界に順応して生きていける潜在力がある」と解説する。

研究チームは6月10~7月30日にかけてリスの肉食行動を観察した。2週間ごとにリスをわなで捕獲し、各個体について性別、生殖状態、体形などを記録。タグを装着して毛皮の着色でマークを付けたリスを野生に戻し、3グループに分けて行動を観察した。

その結果、リスとノネズミの接触は74回記録された。うち42%で、リス(オス、メス、幼体、成体を含む)がノネズミを捕食していた。

「カリフォルニア州のジリスが)さまざまな標高の場所に生息し、幅広い植物を餌にしていることは分かっていた。だが最も驚くべきは、ノネズミの急増に対応して行動を変化させたスピードだった」とスミス氏は語る。

続きは↓
https://www.cnn.co.jp/fringe/35227467.html


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Source: 理系にゅーす