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1: 2025/04/27(日) 19:51:41.60
 クマにおそわれ、人が亡くなったり、けがをしたりする被害が相次いでいる。一番は、クマに遭遇しないこと。どうすれば遭遇しないですむのか。万一、遭遇してしまった場合はどうすればいいのか。ヒグマの生態に詳しい佐藤喜和・酪農学園大教授と、ツキノワグマの生態に詳しい小池伸介・東京農工大教授に、聞いた。

クマに遭わないために
 日本には、北海道にヒグマ、本州と四国にツキノワグマが生息する。いずれも昼行性で、フキやヤマブドウなど食べるものは植物が中心。警戒心が強く、生態も似ている。同じように対応すればよいという。

 近年は、市街地でもクマの出没が相次ぎ、山地以外で遭遇する可能性も高まっている。まずは出没情報を知り、出没した場所に近づかないことが重要だ。

 山とつながる林や川沿いと、その周辺は出没の可能性も高い。クマは人よりも聴力や臭覚が優れているという。

 山林に入る際には、アウトドアショップなどで売っている「クマ鈴」を持ち、手をたたくなど、音を出して人の存在を知らせることが重要になる。音やにおいが届きにくい沢や、雨の日はより慎重さが必要だ。

クマに遭ってしまったら
 存在が伝わりにくい単独行動は避けて、複数で行動したい。ヒグマによる被害が増えている北海道でも、複数で行動している場合、死亡事故は確認されていないという。複数でいた方が攻撃を受けにくく、攻撃にあっても致命傷を受ける前に助けて回避できる。

 クマと遭遇したら、どうすれ…(以下有料版で,残り903文字)

朝日新聞 2025年4月27日 18時00分
https://www.asahi.com/articles/AST4S2GXVT4SDIFI00TM.html?iref=comtop_7_05


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Source: 理系にゅーす