1: 2025/12/20(土) 19:41:44.49 ID:Ce4EOrbz
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岡山大は12/18、がん細胞だけを破壊する特殊なウイルスを使った食道がんの治療薬の製造販売の承認を、同大学発の新興企業が厚生労働省に申請したと発表した。実用化できれば、食道がんを対象としたウイルス治療薬としては初めてという。
この薬は「テロメライシン」で、藤原俊義教授(消化器外科)らのチームが2002年、風邪の原因となるアデノウイルスの遺伝子を操作して開発。がん細胞に感染させて増殖させ、細胞を破壊する。正常な細胞に感染しても自然に消えるという。

藤原教授らは04年、新興企業「オンコリスバイオファーマ」(東京)を設立し、治験の準備などを進めた。20年から最終段階の治験を開始し、患者37人が参加。
6週間の放射線治療を受ける間に3回、内視鏡で患部に投与したところ、治療後にがんが消失した患者の割合は約6か月で41・7%、1年半では50%となり、放射線治療単独より大幅に高くなった。安全性にも問題がないとして、同社が今月15日に申請した。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20251219-GYO1T00001/

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Source: 理系にゅーす